クイーンベッドはサイズが大きいぶん値段も高いのでは?と思っている人も多いでしょう。しかし実は、探してみると2万円台のお手頃価格のクイーンベッドもたくさんあります。
この記事では、クイーンベッドの特徴やメリット・デメリット、選び方を詳しく解説。さらにおすすめの低価格帯クイーンベッドも紹介します。この記事を参考にして、ぜひお気に入りのクイーンベッドを探してみてください!
充実した機能とたっぷり収納が魅力の天然木目調ベッド クイーンサイズ(耐荷重150kg)
開放的で機能的な棚付きローベッド ローゼ クイーンサイズ(耐荷重150kg)
アーヴィングシリーズのヘッドレスベッド クイーンサイズ(耐荷重150kg)
目次 [開く]
知っておきたいクイーンベッドの基本
クイーンベッドは幅約160cm・縦約195cmが基本サイズです。
大人2人や親子3人(親2人+小さな子ども1人)で寝るのに最適なサイズで、同じく大人2人での使用を想定されているダブルベッドよりも横幅が20cm大きくなっています。
ダブルベッドよりも余裕のある広さで眠れるのがクイーンベッドの魅力だといえるでしょう。
2万円台で買える!おすすめクイーンベッド7選
シンプルなデザインのクイーンベッドであれば、2万円台から購入が可能です。価格を抑えつつ、シンプルながら快適に眠れて使いやすいベッドをお求めの方向けに、2万円台で購入できるクイーンベッドを紹介します。
開放的で機能的な棚付きローベッド ローゼ クイーンサイズ(耐荷重150kg)
便利ながらも、圧迫感が少ないスリムな奥行きの宮棚付きなので、枕もとに小物を置いておけます。
円(税込)
※上記の価格はクイーン(フレームのみ)
簡単に組み立て可能な北欧風デザインのすのこベッド クイーンサイズ(耐荷重350Kg)
シンプルで頑丈な当社オリジナルの天然木すのこベッド「バノン」は、公的検査機関で静止耐荷重350kgをクリアした頑丈設計のすのこベッドです。
頑丈さの秘密は厚さ3cmの極太フレームとすのこ床板を支える極太の横桟。どちらも一般的なベッドのそれより太く設計されており、複数人でも安心して使える耐久性を実現しています。
少ない工程で組み立てが可能になっており、大人2人なら約15分で完成できる設計も魅力です。
いいスペースができています。 組み立ては2人でとりかかり、すぐに完成。満足感と達成感をあじわうことができました。
円(税込)
※上記の価格はクイーン(フレームのみ)
すっきりした直線デザインがお洒落なローベッド クイーンサイズ(耐荷重150Kg)
高さを抑えたロースタイル、かつマットレスを落とし込むタイプなので、厚みのあるマットレスでも高くなりすぎず安心。
ズレも防いでくれるので、寝相の悪い方にもおすすめです。
円(税込)
※上記の価格はクイーン(フレームのみ)
アーヴィングシリーズのヘッドレスベッド クイーンサイズ(耐荷重150kg)
円(税込)
※上記の価格はクイーン(フレームのみ)
高さ調節も可能 すのこベッド クイーンサイズ(耐荷重250Kg)
円(税込)
※上記の価格はクイーン(フレームのみ)
フェリシア すのこベッド クイーンロングサイズ(耐荷重150Kg)
円(税込)
※上記の価格はクイーンロング(フレームのみ)
ステージトップベッド すのこベッド クイーンサイズ(耐荷重150Kg)
ばらすのも簡単そうで、木づちなどは必要かもしれないけど、引っ越しや模様替えでばらして動かすというのも容易にできそうです。
円(税込)
※上記の価格はクイーン(フレームのみ)
3万円台で買える!おすすめクイーンベッド8選
続いて、3万円台で購入できるおすすめクイーンベッドを8点紹介します。
充実した機能とたっぷり収納が魅力の天然木目調ベッド クイーンサイズ(耐荷重150kg)
使い勝手の良さにこだわったシンプルかつ機能的なヘッドボード、収納力バツグンの2杯の引き出しが付いていながら、値段はリーズナブル。寝心地も機能も譲れない方には、ぜひおすすめしたいベッドです。
円(税込)
※上記の価格はクイーン(フレームのみ)
アイアンの脚がカッコ良いヴィンテージ調木製ベッド クイーンサイズ(耐荷重150Kg)
使うほどに味わいを増す木と武骨なアイアンの脚の組み合わせがお洒落なヴィンテージ調デザインのベッド。値段は控えめながら、ヘッドボードには棚とコンセント付きで機能も充実しています。
ただ、重いのでベッドの向きを頻繁に変えたい方には向いていないと思います。
円(税込)
※上記の価格はクイーン(フレームのみ)
組み立て簡単 ヘッドボードの付いたバノンプラス クイーン(耐荷重350Kg)
ご好評につきクイーンサイズも登場!シンプルで頑丈な当社オリジナルの天然木すのこベッド「バノン」にヘッドボードの付いた「バノンプラス」
公的検査機関で静止耐荷重350kgをクリアした頑丈設計構造はそのままに、便利なコンセント棚付きのヘッドボードが付きました!
円(税込)
頑丈設計 棚コンセント付きすのこベッド クイーンサイズ(耐荷重250kg)
円(税込)
※上記の価格はクイーン(フレームのみ)
ワンランク上のくつろぎ空間を作るローベッド クイーンサイズ
床板には季節を問わず快適に眠れるすのこを採用、ヘッドボードにはLED照明とコンセントも備えた高スペックのベッドです。棚はタブレットスタンドとしても使えるので、動画視聴にも便利。天井との距離が広がるロータイプなので開放感があります。
円(税込)
※上記の価格はクイーン(フレームのみ)
高さ2段階調整ステージベッド クイーンサイズ(耐荷重150Kg)
「エゼル」ステージベッドは、ベッドのサイドフレームがマットレスよりも大きいデザインのベッド。マットレスの周りにステージ(スペース)があります。床面高さが2段階に調節可能です。
円(税込)
※上記の価格はクイーン(フレームのみ)
ナイトテーブル付きのプラットフォームベッド クイーンサイズ(耐荷重150Kg)
ヘッドボードの左右に設置できるナイトテーブルが付いたベッド。ベッドにもナイトテーブルにもコンセントが付いています。きれいな木目調のベッドフレームでお部屋にゆとりと開放感のある空間を演出。
円(税込)
※上記の価格はクイーン(フレームのみ)
ストレージトップベッド 収納付き クイーンサイズ(耐荷重150Kg)
円(税込)
※上記の価格はクイーン(フレームのみ)
機能とデザインにこだわる!4万円台~6万円台おすすめクイーンベッド4選
2万円台、3万円で購入できるおすすめのクイーンベッドをそれぞれ紹介してきましたが、予算を少し上げると、よりお洒落なデザインのベッドやさまざまな機能が付いたベッドを選ぶことができます。
例えば、収納が付いたベッドなら、毛布や洗い替えのシーツなどをしまっておけるでしょう。ベッドボードに照明があれば、寝る前に本を読んでリラックスできます。コンセントが付いたベッドなら、スマートフォンなどを充電できて便利です。
ここでは、機能性やお洒落なデザインにこだわる方へ向けて、4万円台から6万円台で購入できるおすすめのクイーンベッドを4点紹介します。
見た目も美しく高機能な収納ベッド クイーンサイズ(耐荷重150kg)
コンセントが左右にさせるようになっているのが良いと思ってます。
円(税込)
※上記の価格はクイーン(フレームのみ)
イヴェール ファブリックレザーベッド クイーンサイズ(耐荷重150Kg)
ファブリックレザーのヘッドボードには、少しクッションが入っており、寄り掛かってくつろぐことができます。
デザインは本当に素敵です!! すごく気に入ってます。 マットレスは人によると思いますが、私にはやわらかすぎて寝返りを打ちにくかったので、上からもう一枚薄いマットレスを乗せることにしました。
硬さを選べるといいかも。 購入してよかったです。
円(税込)
※上記の価格はクイーン(フレームのみ)
ラタンベッドラタンベッド「ビレ」 すのこベッド(耐荷重150Kg)
円(税込)
※上記の価格はクイーン(フレームのみ)
収納力バツグンの高機能ベッド クイーンサイズ(耐荷重150Kg)
床面下の引き出しはスライドレール式なので開閉がスムーズ、引き出しの反対側はフリーの収納スペースになっているので大容量のクローゼットや押し入れ代わりに使えます。
星を一つ減らした点としては、3梱包になって来たのですが、重過ぎる。戸建ての2階に運ぶ際に、重過ぎて1人では無理。男性2名で行なう必要があると思います。もしくは、設置サービスを頼めば良いと思います。
円(税込)
※上記の価格はクイーン(フレームのみ)
当社最安値!1万円台のおすすめクイーンベッド2選
「とにかく価格を抑えたい!」そのような方のために、ネルコンシェルジュにて1万円台で購入できるクイーンサイズのベッドを2点紹介します。どちらもすのこマットですが、使わないときはコンパクトにたためて、スペースを有効活用できるのもうれしいポイントです。
三つ折りできるすのこマット クイーンサイズ(耐荷重200Kg)
素材に天然の桐材を100%使用した総桐すのこマットです。このすのこマットは三つ折りにできるだけでなく、さらに縦に二分割できるため、使わないときはコンパクトで省スペース。山折り状態にすれば布団を干すことができます。
2人で寝ることも考慮してクィーンサイズを購入。
三つ折りできるとはいえ、クィーンサイズなかなか大きいので1人で動かせないのではと思っていましたが、持ち手がちょうど持ちやすいところについていて1人で軽々。 折った時の木屑もほとんどでません。
起床時に三つ折りのマットレスを上げてソファにすることも朝のルーティンになり、メリハリがついてとても良い時間になっています。
マットレスの下の方から見えるスノコがまたインテリア的にもきれいでとても満足です。
円(税込)
天然木桐材ロール式木製すのこマット
桐材を使用したシンプルなすのこながらも、使い勝手のいい工夫が詰まった快眠アイテム。寝具の通気性が改善し、不快なカビやダニ、また冬の結露の発生を抑制します。
円(税込)
クイーンベッドの相場はどれくらい?
クイーンベッドの価格は、機能や素材によりますが2万円~10万円程度が一般的な相場です。
シンプルなフレームなら2万円台から購入できますが、収納付きや高級素材を使用したものは、10万円近くになることもあります。まずは、自分の予算に合わせて適切な価格帯を把握し、ベッドのタイプやデザインを選びましょう。
クイーンベッドとほかのサイズのベッドとの違い
クイーンベッドとそのほかのベッドの規格には以下のような違いがあります。
サイズ | 寸法 | 対応人数 |
---|---|---|
セミシングル | 幅80~90cm×縦195~200cm | 1人(子ども、小柄な方) |
シングル | 幅97~100cm×縦195~200cm | 1人 |
セミダブル | 幅120cm×縦195~200cm | 1人(体格が大きい方、ゆったり寝たい方) |
ダブル | 幅140cm×縦195~200cm | 1~2人(夫婦・カップル、ゆったり寝たい方) |
クイーン | 幅160cm×縦195~200cm | 2~3人(大人+小さな子ども) |
キング | 幅180~200cm×縦195~200cm | 2~3人(大人+小さな子ども) |
ショート | 縦180cm | 1人(身長160cm以下の方) |
ロング | 縦205~215cm | 1人(身長180cm以上の方) |
クイーンベッドはダブルベッドよりも幅が20cm広く、キングベッドよりは20cmから40cm狭いサイズ感です。また、クイーンベッドはセミシングルベッドを2つ並べたくらいの幅となっています。
ただし、上記の表に書かれている寸法はあくまで目安です。メーカーによっては、幅150 cmの商品や幅170
cmの商品をクイーンベッドと呼んでいることもあります。ベッドを置く部屋の寸法を考慮して、どれくらいの幅のベッドが欲しいのか決めてから商品を探すとよいでしょう。
クイーンベッドのマットレスは1枚?2枚?
シングルベッドの場合、マットレスを2枚に分けることはありません。しかし、幅160cmのクイーンベッドのように大きなサイズの場合は、マットレスを1枚にするか、2枚にするかも決めなければなりません。いったいどちらを選ぶべきでしょうか?
マットレス2枚は振動が伝わりにくい
クイーンベッドのマットレスを2枚にする場合、セミシングルのマットレスを2枚使用することになります。
マットレスを2枚に分ける一番のメリットは、隣で寝ている人の振動が伝わりにくいことです。就寝時間や起床時間が違う夫婦、寝相が良くない方はマットレスを2枚に分けたほうが快適に眠れるかもしれません。
また、パートナーとマットレスの好みが異なる場合も、マットレスを分けることをおすすめします。異なるメーカーのマットレスでも、厚みが同じであれば問題ありません。それぞれが好みの硬さのマットレスを選択することで、お互いが快適に眠れるでしょう。
ただし、マットレスを2枚使うとマットレスがズレて隙間ができてしまう可能性があります。マットレス埋め込みタイプのベッドならズレる心配はありませんが、ベッドに乗せるタイプでは隙間ができる可能性があるため、隙間を埋めるパッドやズレを防ぐマットレスバンドの使用を検討しましょう。
<取り付け簡単>マットレス隙間スペーサー
並べたマットレス同士の隙間と段差を解消・マット同士のズレを防いで、寝心地改善!
パッド幅30cm幅広設計でマットの隙間に落ち込みにくく、長さは標準的なマットレスの長さ195cm。端から端までマットの隙間を埋められます。
マットレス2枚の場合:セミシングルマットレスのおすすめ商品
日本人の体格や環境を考慮したポケットコイルマットレス
ソフトな寝心地ながら、高密度ポケットコイルスプリングが体型や体重に合わせてきめ細やかに対応、気持ちの良い眠りをサポートしてくれます。
マットレス1枚のメリット・デメリット
クイーンベッド用の大きなマットレス1枚で寝るメリットは、ズレる心配がないことです。
隙間がないので、寝ている間にマットレスの隙間に体が挟まることもありません。
ご夫婦とお子様の3人で寝る場合も、マットレス1枚がおすすめです。まんなかで寝る方も隙間を気にせず快適に眠れます。
ただし、マットレスが1枚の場合は、一緒に寝ている人の振動がダイレクトに伝わりやすくなります。振動が気になる場合は、振動が軽減されるポケットコイルマットレスを選ぶのがおすすめです。
また、マットレスのサイズが大きいため、お部屋によっては搬入が難しくなります。エレベーターのサイズ、廊下や階段の幅、天井の高さ、ドアのサイズなどを測り、搬入できることを確認してから購入しましょう。
マットレス1枚の場合:クイーンマットレスのおすすめ商品
nerucoオリジナルのポケットコイルスプリングマットレス
日本人の体格や睡眠環境を考慮して作られたポケットコイルスプリングマットレスなので、体型や体重を問わず体にフィット。
心地良くおやすみいただけます。
マットレスとフレームは別々に選ぶ?
お手持ちのマットレスを使いたい場合、あるいはセットで好みのマットレスとの組み合わせがない場合は、フレームだけのクイーンベッドを選ぶのがおすすめです。マットレスを1枚にするのか2枚にするのか、どのような硬さにするのかなど好みに合わせて選べるので、理想的な睡眠環境を作ることができるでしょう。
マットレスがセットになっていれば、サイズ間違いなどのミスも防げるうえに、まとめて購入できるので手間も省けます。ベッド・マットレスの通販専門店「ネルコンシェルジュ」では、マットレスあり・なし両方を選ぶことができます。ぜひ商品をチェックしてみてください。
セパレートタイプのクイーンベッドもおすすめ
セミシングルサイズのベッドを2台組み合わせれば、クイーンベッドとほぼ同じサイズになります。そのため、セミシングルサイズベッド2台をセパレートタイプのクイーンベッドとして使用するのもおすすめです。
セパレートタイプは幅が小さく、普通のクイーンベッドと比べて搬入しやすいのがメリットです。また、ベッドの脚は4本ずつ、計8本となっているため、安定感があります。
クイーンサイズが必要なくなった場合は分離して使うこともできるため、一時期だけ大きなベッドが欲しい方はセパレートタイプのベッドも検討してみましょう。
なお、セパレートタイプの注意点はマットレスがズレやすく、まんなかに隙間ができてしまうことです。隙間スペーサーで埋めるなどして対策することをおすすめします。
ここからは、セミシングル2台のセパレートタイプのクイーンベッドをご紹介します。
3段階に高さ調節可能な天然木製ベッド
北欧をイメージした丸みのあるベッドフレームは、天然木の木目の美しさが特徴的。
枕もとには小物を置ける棚付きで、ヘッドボード背面にも棚があるのでお部屋の間仕切りとしてもお使いいただけます。
組み立ては2人以上で作業しないと難しい場面があります。 また、ネジが固いところもあるので、手回しの場合は最低でも作業用ゴム手袋の着用、できれば電動ドライバーでの組み立てをお勧めします。
クイーンベッドのメリット
クイーンベッドには、以下の5つのメリットがあります。それぞれ内容をみていきましょう。
- 夫婦・カップル・家族で使える
- 睡眠の質がアップする
- 優雅さを演出できる
- かけ布団を分けられる
- 洗濯や手入れを効率的にできる
夫婦・カップル・家族で使える
クイーンベッドの最大の魅力は、大人2人でもゆったりと寝られる広さです。ダブルベッドでも大人2人で寝ることはできますが、体格が大きい方や広々と眠りたい方にはクイーンベッドが向いているでしょう。
また、大人と小さい子どもが一緒に寝ることができるのもうれしいポイント。大人が両端で寝れば、子どもがベッドから落下する心配も少ないでしょう。
睡眠の質がアップする
睡眠中の寝返りには身体にかかった負担を減らす効果があり、睡眠の質を高めるためにも重要です。快適に寝返りを打つには、左右に15㎝から20㎝の幅を空けておく必要があります。
一般的な人の肩幅は、女性50㎝、男性60㎝程度といわれています。クイーンベッドの幅を160㎝程度とすると、男女が2人で寝たとき50㎝の幅が余るので、十分に寝返りを打つことができるでしょう。
クイーンベッドで自由に寝返りを打てるスペースを確保し、手足を伸ばしてゆったりと寝ることで、睡眠の質が向上し、日中も元気に過ごせます。
優雅さを演出できる
大きくて存在感のあるクイーンベッドは、それだけで寝室を優雅な雰囲気にしてくれます。寝室にほかの家具を置かず、あえて大きなクイーンベッドだけを置けば、シンプルで高級感のある洗練された雰囲気を演出することも可能です。
まるで高級ホテルにいるかのような雰囲気を味わいながら、贅沢な気持ちでリラックスして眠ることができるでしょう。
かけ布団を分けられる
クイーンベッドならベッドが広いため、寝具を分けて使うこともできます。ダブルベッドではシングルサイズのかけ布団を2枚使うのは難しく、寝ている間に布団の取り合いが発生してしまうご家庭もあるでしょう。その点、クイーンベッドならシングルサイズのかけ布団をそれぞれ使用できるため、お互いに遠慮せずに眠れます。
寒がり・暑がりの方もそれぞれのかけ布団で寝ることができるため、お互いに最適な温かさで眠れるでしょう。
洗濯や手入れを効率的にできる
家族が1人1台のベッドを使うと、シーツやカバーも家族の人数分必要になります。手入れするマットレスの数も増え、すべての寝具を清潔に保つには大幅な手間や時間がかかってしまいます。
クイーンベッドなら家族が一緒に寝ることができるため、寝具の数も減らせます。寝具が減ったぶん、洗濯や手入れを効率的に行なえるでしょう。
クイーンベッドのデメリット
クイーンベッドにはおもに以下の4つのデメリットがあります。デメリットをふまえて、購入するかどうか検討しましょう。
- 設置や組み立てに広い空間が必要
- 一緒に寝る人の振動が伝わりやすい
- マットレスやカバーの選択肢が少ない
- 処分にお金がかかる
設置や組み立てに広い空間が必要
ベッドサイズが大きいため、搬入・組み立て・設置にある程度のスペースが必要です。エレベーターや階段などの幅が足りずに搬入できない場合があるため、搬入経路を確保できるかどうかのチェックも必要です。
また、ベッドを設置すると、その分部屋が狭くなったように感じる可能性があります。部屋の圧迫感を軽減したい場合は、ベッドや家具の高さを低いものに統一し、ベッド上の空間を広くとれるようにするなどの工夫をしましょう。
一緒に寝る人の振動が伝わりやすい
マットレスが1つの場合、一緒に寝ている人の寝返りがもう一方に伝わってしまいます。1枚のかけ布団を一緒に使っている場合は、布団の動きで相手が起きてしまうこともあるでしょう。
振動などが気になる場合は、1つのベッドにマットレスを1つ使うのではなく、小さめのマットレスを2つ使用して、お互いの振動が伝わらないようにする方法もあります。この場合、マットレスの谷間が気にならないよう、谷間に敷くパッドの利用がおすすめです。
マットレスやカバーの選択肢が少ない
クイーンサイズやキングサイズなどの大きなサイズのベッドの場合、シングルやダブルと比べると、対応している寝具は少なくなってしまいます。価格も高くなりやすいため、洗い替えなどをふまえて、寝具類が予算内におさまるかチェックが必要です。
処分や引越しにお金がかかる
クイーンベッドはサイズが大きいため、シングルベッドやダブルベッドと比べて処分費用が高くなる可能性があります。
また、引越しの際にも注意が必要です。今の家からはクイーンベッドを搬出できたとしても、引越し先の玄関や廊下、エレベーターの大きさが足りず、搬入できないかもしれません。
搬入できない場合はベッドを解体するか、窓からクレーンなどを使って搬入することになり、追加費用がかかってしまいます。場合によっては、ベッドを処分して新しく買い直さねばならないこともあるでしょう。
クイーンベッドがおすすめな人
ここまでに解説した特徴やメリット・デメリットをふまえ、クイーンベッドがどのような人におすすめかを解説します。
- 寝室が5畳以上ある人
- 同棲を始める人
- これから子どもが生まれる人
寝室が5畳以上ある人
クイーンベッドは、最低3畳ほどのスペースがあれば置くことはできます。しかし、部屋の空間がほぼベッドのみで占められてしまうため、あまりおすすめできません。
クイーンベッドを置きたいのであれば、基本的には5畳以上あるのが望ましいと考えておきましょう。5畳あれば、圧迫感なく設置が可能です。ベッドの周りに小さめの棚やテーブルを置く場合は、6畳以上あるとよいでしょう。
ただし、部屋の形によっては、5~6畳あっても設置が難しくなります。事前に部屋の採寸を忘れずに行ないましょう。
同棲を始める人
同棲を始めるタイミングでクイーンベッドを購入するのもよいでしょう。
ある調査によると、同棲中のカップルのおよそ8割が同じベッドで寝ているとのことです。しかし、狭いベッドで一緒に寝ていると「パートナーに気を遣って寝返りを打てない」「ゆったり眠れない」などの悩みを感じる方もいるようです。
クイーンベッドであれば、お互いが寝返りを打てる十分なスペースがあるため、ストレスを感じにくく、ゆとりを持ってゆったりと眠ることができます。
これから子どもが生まれる人
もうすぐお子様が生まれるご夫婦にも、クイーンベッドはおすすめです。クイーンベッドはダブルベッドよりも大きさにゆとりがあるため、お子様と3人で仲良く眠ることも可能です。
お子様が成長して別の部屋で寝るようになったあとも、クイーンベッドはそのままご夫婦で使用できます。
クイーンベッドを選ぶ10つのポイント
クイーンベッドを価格重視で選ぶ場合、いくつかのポイントを押さえる必要があります。快適さや耐久性に問題が出ないよう、以下のポイントをチェックして選んでみてください。
- 【ポイント1】フレームの素材
- 【ポイント2】フレームの高さ
- 【ポイント3】床板のタイプ
- 【ポイント4】耐えられる重さ(耐荷重)
- 【ポイント5】組み立てのしやすさ
- 【ポイント6】マットレスとの相性
- 【ポイント7】デザイン・機能性
- 【ポイント8】使用する人の体格
- 【ポイント9】搬入経路の確保
- 【ポイント10】部屋のサイズや家具との位置関係
【ポイント1】フレームの素材
ベッドフレームの素材には、木製(ウッド)、金属性(スチール)、布製(ファブリック)、革製(レザー)などの種類があります。
低価格帯のベッドはフレームやマットレスの素材がコストダウンされている場合が多く、フレームには安価な合板やスチールが使用される傾向にあります。合板やスチールは長期的な耐久性に劣る可能性があり、使用しているとフレームが歪んだり、きしんだりすることもあります。
価格のみを重視して素材を選ぶと、ベッドを早く買い替えなければならなくなるかもしれません。ベッドの素材をしっかり確認し、コストと耐久性のバランスを考えて商品を選択しましょう。
長く安心してベッドを使いたいなら天然木や強化素材を使用したベッドを選ぶのがおすすめです。天然木を使用したベッドフレームは、耐久性が高く安定感があり、長期間の使用でもきしみにくいという特徴があります。
【ポイント2】フレームの高さ
クイーンベッドの高さは、床からの距離に応じて大きく3種類に分かれています。
- ロータイプ:30㎝以下
- スタンダードタイプ:30㎝~50㎝
- ハイタイプ:51㎝以上
ロータイプなら、大きいクイーンベッドでも圧迫感を覚えにくく、寝室をすっきりとした印象にできます。また、お子様が昇り降りしやすいのもメリットといえます。
スタンダードタイプのベッドはソファと同じくらいの高さで、座ったり立ち上がったりしやすいため、夜間にトイレへ行く回数が多い方や、膝に不安がある方にもおすすめです。
ハイタイプはベッドの下にたっぷり収納スペースを確保できます。通気性が良く、掃除もしやすいのがメリットです。
【ポイント3】床板のタイプ
ベッドフレームの床板は、すのこタイプと板状タイプの2種類に分かれています。
すのこタイプの床板は隙間が空いているため通気性が良く、カビが生えにくいのがメリットといえるでしょう。
一方、板状タイプの床板は、1枚または複数の板が隙間なく敷き詰められているため、強度があり丈夫です。床の冷気を通しにくく暖かいのもうれしいポイントといえます。
【ポイント4】耐えられる重さ(耐荷重)
クイーンベッドは2人で使用することが多いので、耐荷重を確認することが大切です。耐荷重が低すぎると、すぐにフレームが劣化したり破損したりする可能性があります。少なくとも第三者検査機関の耐荷重検査をクリアしている安全なベッドを選ぶのがおすすめです。
ベッドの耐荷重は人の体重に布団の重さを合わせて計算されます。また、耐荷重は静止している状態の数値であるため、ある程度耐荷重に余裕を持たせておくと安心して使用できるでしょう。
【ポイント5】組み立てのしやすさ
安いベッドのなかには、パーツが多く組み立てが複雑だったり、部品が不足していたりするものもあります。
インターネットでのレビューや商品ページで組み立てに関する評価を確認し、必要な工具や時間についても調べておきましょう。また、組み立て説明書がわかりやすいかどうかもベッド選びのポイントです。
また、クイーンベッドはサイズが大きいため、組み立てに必要なスペースを確保できるかも併せて確認しておきましょう。
【ポイント6】マットレスとの相性
マットレスのサイズや仕様にベッドフレームが合っていないと快適な寝心地が得られません。特にフレームの幅や高さがマットレスに適しているかどうかを確認しましょう。
ベッドとマットレスをセットで購入できる場合も多いため、好みのベッドがあればセット購入できるものから選ぶのもよいでしょう。
【ポイント7】デザイン・機能性
安価なクイーンベッドはシンプルなデザインが多く、機能が少ないことがあります。ヘッドボードに棚やコンセントがない商品や収納スペースがない商品を選ぶと、就寝時に不便を感じることもあるでしょう。
収納が欲しい場合や、デザイン性も重視する場合は、予算を少しオーバーしてでも良いなと思ったベッドを選んだほうが後悔しないかもしれません。
コストパフォーマンスの点からみても、機能性にこだわるのは重要なポイントです。ベッドに収納機能が付いていればスペースを有効活用でき、余計に家具を購入する手間も省けます。
引き出し付きや、ベッド下のスペースを収納として活用できるタイプは特にコストパフォーマンスが高くなります。機能性の高いベッドフレームはシンプルなものと比べて、少し値段は高くなりますが、トータルコストでみるとお得です。
USBポートやコンセントが付いた棚付きベッドは、スマートフォンなどを枕もとで充電できるためとても人気があります。ベッドをどのように使用していくかを具体的にイメージしながら、必要な機能を考えてみましょう。
【ポイント8】使用する人の体格
クイーンベッドなら大人2人がゆったりと寝られますが、体格が大きい人の場合は狭く感じてしまう場合もあります。一般的に、スムーズに寝返りを打てるベッド幅は肩幅+30cmが目安です。幅が足りない場合は、別のサイズのベッドも検討してみましょう。
【ポイント9】搬入経路の確保
クイーンベッドはサイズが大きいため、寝室まで搬入できない可能性があります。梱包時のサイズをふまえてエレベーターや階段の広さを確認し、搬入経路を確保できるかチェックしておきましょう。
セパレートタイプのクイーンベッドなら分割して搬入できます。「クイーンベッドが欲しいけど、自宅に入れられるか不安」という方は、セパレートタイプも検討してみてください。
【ポイント10】部屋のサイズや家具との位置関係
クイーンベッドは幅約160cm×縦約195cmが基本サイズですが、ベッドフレームやヘッドボードを含めるとそれ以上のサイズになる場合もあります。
部屋にベッドを設置できるかだけでなく、ほかの家具との位置関係やクローゼットの収納に問題がないかも確認しておきましょう。ベッドを設置するとクローゼットの扉が開かなくなる、ベッドの位置が悪くコンセントが塞がってしまう、などということが起きやすいため事前にチェックしましょう。
クイーンベッドはベッド専門店「ネルコンシェルジュ」で
大きさが魅力のクイーンベッドは、大人2人で広々と眠りたい方や、小さなお子様と3人で一緒に眠りたい方におすすめです。
部屋の大きさに合っているか、搬入経路を確保できるか、組み立てがしやすいかなどのポイントをふまえて、商品を探してみてください。フレームの素材や高さ、床版のタイプにも注目することで、あなた好みのベッドを見つけやすくなります。
クイーンベッドにはフレームがセパレートタイプになっているものや、マットレスを2つに分けて使用するもの、フレームとマットレスがセットになっているものなど、さまざまなタイプがあります。なお、ネルコンシェルジュでは、フレームとマットレスがセットになった商品やフレームのみの商品など、ご希望に合わせてさまざまなクイーンベッドをご用意しています。
こちらのページではクイーンベッドを多数掲載していますので、ぜひお気に入りを見つけてください。