シングルベッドは、ベッドとしてごく一般的なサイズということもあり、各メーカーからさまざまな商品が販売されています。
デザインや素材、機能の違いによって価格にも幅があり、「どの価格帯から選べば良いのかわからない」「自分が検討しているシングルベッドの価格が適正か気になる」と悩む方も少なくありません。
この記事では、ネルコンシェルジュで取り扱っているシングルベッドの相場をもとに、価格帯別のおすすめの商品と選び方のポイントをご紹介します。自分にぴったりのベッドを見つけるヒントとして、ぜひ参考にしてください。
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シングルベッドの相場はいくら?
ネルコンシェルジュではさまざまな素材、デザイン、機能のシングルベッドを販売していますが「相場は〇〇円」と一概に言い切ることはできません。
ただ、インターネットで販売されているシングルベッドに限っていえば、2万~4万円程度のものが多いのは確かです。
ネットショップの場合、実店舗を構えていないので家賃や人件費を抑えることができ、商品価格を安くできるというケースが多いため、店舗を構えている家具店に比べると安めの価格設定となっています。
もちろん、使われている素材が高級であれば値段は上がりますし、有名なベッドブランドの商品は高額です。
ネルコンシェルジュで購入されている「一人暮らし用&シングルベッド」のなかで人気のある価格帯は1万~1万9,999円、価格帯ごとの購入割合は次のようになっています。
価格帯 | 割合 |
---|---|
万~1万9,999円 | 35.7%(一番人気!) |
2万~2万9,999円 | 20.9% |
3万~3万9,999円 | 19.4% |
4万~4万9,999円 | 10.9% |
その他 | 7.8% |
【価格帯別】シングルベッドおすすめ商品14選
シングルベッドの値段は素材や機能によって変わってきます。
安ければ良い、高ければ良いというわけではなく、自分に必要な機能が備わっているか、質感や耐久性に満足できる素材が使われているかをチェックすることが大事です。
ここでは、価格帯別におすすめのシングルベッドをいくつかピックアップしてご紹介します。
【~9,999円】シンプルな機能&デザインで初めての一人暮らしにもおすすめのベッド2選
一人暮らしを始めるとき、「できるだけ費用は抑えながらも、寝心地や通気性にはこだわりたい」と思う方も多いのではないでしょうか。ここでは1万円以下で購入できる、コストパフォーマンスの良いアイテムを2つご紹介します。
布団が干せる三つ折りすのこマットレス
天然の桐材を100%使用したすのこマットレス。
三つ折りはもちろん、縦に二分割もできるのでコンパクト収納も可能で、山折りにすれば布団も干せるので、手狭なお部屋、忙しい方にぴったりです。
軽くてコンパクトなロールすのこマット
ネルコンシェルジュオリジナルのロール式木製すのこマットは、桐材を使ったシンプルで扱いやすい快眠アイテムです。丸めて収納できる省スペース設計で、一人暮らしのお部屋にもなじみます。
布団やマットレスの下に敷くだけで通気性が高まり、湿気によるカビやダニ、冬の結露の発生も抑えられるのが特徴です。
【1万~1万9,999円】脚付き・収納付きなど選択肢豊富な人気価格帯のベッド4選
1万円台のシングルベッドは、機能性やデザイン性に優れた商品が多く、初めての一人暮らしにも、買い替えを検討している方にもおすすめです。
脚の高さを変えられるタイプや、棚・コンセント付きなど、ライフスタイルに合わせて選べる多彩なラインナップをご紹介します。
4段階に高さ調節可能な頑丈設計ベッド「バノン」
床面下を収納スペースとしても活用できるすのこベッド。
静止耐荷重350kg(JIS規格耐荷重7000N=約700kg試験合格品)の頑丈設計、シンプルなデザインなので、寝具とのコーディネートもいろいろと楽しめます。
高さ3段階マーヴィンすのこベッド
天然木の厚い板を並べてすのこにした、ステージベッドのような雰囲気もあるデザインすのこベッドです。脚部が継脚式のため、高さ調節も可能です。
1口コンセント付きの宮棚が便利な木製ベッド「ローゼ」
厚さ15cm以上のスプリングマットレスを載せれば、ハウスダストゾーンを避けて眠れる安心ベッド。
お部屋を広く見せるローデザインで、スタイリッシュな寝室づくりにも最適です。
棚・コンセント付きのヴィンテージ調ベッド「アーヴィング」
ネルコンシェルジュオリジナルの「アーヴィング」シリーズの本製品は、味わい深い木目と無骨なアイアン脚を組み合わせたヴィンテージ調デザインが特徴です。落ち着いた雰囲気で、空間にほど良い重厚感をプラスできます。
ヘッド部分には小物を置ける省スペース棚を備え、スライド式の2口コンセントも付属。ホコリが入りにくい仕様で、スマートフォンなどの充電も安心して行なえます。機能性とデザイン性を両立した一台です。
【2万~2万9,999円】素材・機能にこだわれる!品揃え充実の価格帯4選
この価格帯になると、素材や機能にしっかりとこだわったシングルベッドが選べるようになります。天然木を使用したモデルや、便利なヘッドボード付きの収納ベッド、マットレスとのセット販売など、見た目・実用性ともに満足度の高いラインナップがそろいます。
デザイン性と快適さを両立させたい方にぴったりの4商品をご紹介します。
マットレスも布団も使える総檜のすのこベッド
頑丈設計なのでマットレスはもちろん、布団を敷いても使えるすのこベッド。
国産檜を贅沢に使用しているので、リラックス効果の高い香りも楽しめます。
機能性に優れたヘッドボード付き収納ベッド「ZESTO」
床面下にはキャスターでラクに出し入れできる引き出し付き。
ヘッドボードには使い勝手の良さにこだわった奥行広めの棚が付いており、必要なものを枕元にまとめて置いておけます。
多機能ヘッドボードとオープン棚付きの木製ベッド「LYCKA2」
ヘッドボードには目に優しい照明やコンセント、雑誌などを収納できるオープン棚付き。
床面下もキャスター付きの引き出しで収納として使えるので、スペースを無駄にせず活用できるベッドです。
マットレスとのセット販売でお得な北欧天然木のすのこベッド
シンプルながら高い耐久性を誇る天然木すのこベッド「バノン」は、北欧風のナチュラルなデザインと実用性を兼ね備えた一台です。
公的検査機関で耐荷重700kg相当をクリアした頑丈設計(安全性を考慮し、静止耐荷重は350kgに設定)で、安心して長く使えます。その強度の秘密は、厚さ3cmの極太フレームと、すのこ床板をしっかり支える極太の横桟構造にあります。
厚さ20cmのポケットコイルマットレスとのセット販売で、届いたその日から快適な寝心地を体感できます。
【3万円~】素材・機能ともに高品質!長期使用におすすめのベッド4選
3万円以上の価格帯になると、素材の質や機能性がより一層高まり、長く愛用できるベッドが充実してきます。国産材を使用したものや、収納力に優れたタイプ、多機能ベッドなど、暮らしに寄り添う一台が見つかるラインナップです。
日々の快適な眠りを支える、こだわりの4商品をご紹介します。
国産檜の香りに癒される贅沢なすのこベッド
フレームにもすのこにも国産の檜材を使用した贅沢ベッド。
床面の高さを好みで調節できるので、収納スペースとしても活用できます。
床板はすのこ仕様で湿気やカビへの対策も万全です。
伸長式の天然木ソファベッド
床面をスライド伸長するだけでソファからベッドに組み換え可能。
布団を敷いて使える頑丈なすのこ仕様で、通気性に優れているので汗をかきやすい季節も心地良くおやすみいただけます。
跳ね上げ式の大容量収納スペース付きベッド
限られたスペースでも効率良く収納を確保したい方にぴったりなのが、跳ね上げ式の大容量収納付きベッドです。ベッド下の広い収納スペースに加え、棚・コンセント・ブックシェルフといった機能も備え、ベッドまわりがすっきり整います。
床面には、通気性としなやかな寝心地を兼ね備えたウッドスプリングを採用。スマートなデザイン性と、快適な使い心地を両立した高機能ベッドです。
宮棚付きヘッドボードと4杯の引き出し付きベッド
キャスター式のオープンラックを備えた宮棚付きヘッドボードと、4杯の引き出し収納が付いたチェストベッドフレームの組み合わせです。さらに反対側にも収納スペースがあり、限られた空間を無駄なく活用できます。
デザイン面でも、モダンでスタイリッシュな雰囲気に仕上げられており、機能性と美しさを両立した一台です。
シングルベッド選びのポイント6選
シングルベッドは種類も価格帯も幅広く、自分の暮らしに合ったものを選ぶのが理想です。とはいえ、何を基準に選べば良いのか迷う方もいるでしょう。
ここでは、シングルベッドを選ぶ際にチェックしておきたい6つのポイントについて解説します。初めての購入や買い替えの際の参考にしてみてください。
1.予算
シングルベッドの価格帯は数千円から数十万円以上と幅広く、予算に応じて柔軟に選ぶことが可能です。ただし、ベッド本体だけでなく、マットレスやかけ布団、シーツなどの寝具も必要になるため、トータルでいくらまでかけられるかを事前に考えておくことが重要です。
限られた予算のなかでも、価格と品質のバランスに注目し、必要とする機能を備えたベッドを選ぶようにしましょう。
2.種類
シングルベッドには、すのこベッド、ローベッド、折りたたみベッド、脚付きマットレスベッドなど、さまざまなタイプがあります。それぞれに特徴があり、ライフスタイルやお部屋の広さに合わせて選ぶことが大切です。
すのこベッドは通気性に優れるため湿気がこもりにくく、シンプルな見た目も魅力です。ローベッドは高さが抑えられていることで、視線が低くなってお部屋を広く見せる効果に加え、安定感のある寝心地も得られます。脚付きマットレスベッドはマットレスとフレームが一体になっていて設置が簡単で、限られたスペースにも対応しやすくなっています。
3.機能
どのような機能が付いているのかによって、ベッドの価格や使い勝手は変わります。
多機能であればあるほど高額になるのが一般的ですが、必ずしも多機能だからといって、自分にとっての使いやすさにつながるわけではありません。
引き出しや棚がたくさん付いた収納力の高いベッドは、お部屋が狭くて収納家具が置けない場合に便利ですが、すでに収納家具がある場合は特に必要がない機能といえるかもしれません。
ソファとしてもベッドとしても使える、照明が付いている、電動で床板を跳ね上げて収納スペースとして使えるなど、ベッドの機能はさまざま。
どのような機能が欲しいのか、優先順位を付けてからベッド探しをすると、本当に必要で、使いやすいベッドを選ぶことができるでしょう
4.素材
ベッドの素材は大きく分けると木材か金属ですが、木製ベッドのほうが金属製に比べると高価です。
ただし、金属製のベッドには軽くて扱いやすい、耐久性に優れているといったメリットもあるため、安い金属製のベッドは質が悪いというわけでない点には注意が必要です。
また、木製ベッドに使われる木材にもいろいろな種類がありますが、国産の檜や桐が使われているベッドは比較的高額、木製でもパイン材などは安価で購入できるものが少なくありません。
使い方や予算に合わせて、素材の特性を見極めながら選ぶことがポイントです。
5.デザイン
ベッドはお部屋の印象を大きく左右する家具の一つで、どのようなデザインを選ぶかによって空間の雰囲気も変わってきます。
ナチュラルテイストのものは温かみのある空間に、モダンテイストはスタイリッシュな印象に、アンティークテイストは落ち着きのあるクラシックな雰囲気に仕上がります。自分の好みに合うデザインを選びましょう。
理想の空間づくりをイメージしながらベッドを選ぶと、毎日過ごすお部屋がもっと心地良く感じられるようになります。
6.原産国
どこの国で作られているかも、ベッド選びの際に確認しておきたいポイントです。
日本製のベッドは高品質なものが多いといわれているものの、価格は高くなる傾向にあります。
一方、ベトナムやインドネシアなど東南アジアで作られたベッドは安価なものが多く、多機能で手頃な価格のものを探しているときにおすすめです。
海外製品だから安い、品質が劣るということはありませんが、細部の仕上がりや品質にこだわりたい場合は国産ベッドを選ぶと安心です。
ベッドフレームと併せてマットレスにもこだわるのがおすすめ
シングルベッドを選ぶときは、ベッドフレームだけでなくマットレスにも注目することで、睡眠の質がより高まります。どれほど見た目が好みのベッドを選んでも、マットレスが体に合わなければ快適な眠りにはつながりません。
マットレスにはさまざまな種類があり、体に合った硬さや素材を選ぶことが大切です。例えば、スプリングマットレスなら、ポケットコイルは体のラインに沿って沈み込みやすく、ボンネルコイルは面で体を支えるため比較的硬めの寝心地になります。ウレタン製のマットレスは軽量で扱いやすく、包み込まれるようなやわらかな感触が特徴です。
また、ベッドフレームとマットレスの相性も見逃せないポイントです。すのこベッドには通気性の良いマットレスが向いており、ローベッドには厚みのあるマットレスを選ぶとバランスが良くなります。
ベッドフレームとマットレスをセットで検討することが、より快適で満足度の高い寝室づくりにつながります。
シングルベッドの相場を把握して「ネルコンシェルジュ」で理想のベッドを見つけよう
シングルベッドは、価格帯や機能、デザインの幅が広く、選び方次第で寝心地や部屋の印象が大きく変わります。今回ご紹介したように、1万円未満のリーズナブルなアイテムから、3万円以上の高品質ベッドまで、ネルコンシェルジュではさまざまなニーズに応えるラインナップがそろっています。
また、ベッド選びでは価格だけでなく、必要な機能や素材、デザイン、自分に合ったマットレスの組み合わせも含めて総合的に検討することが大切です。ベッドフレームとマットレスの相性を考慮することで、より快適な寝室をつくることができます。
「どのベッドが自分に合っているかわからない」と感じたときは、価格帯別のおすすめ商品や選び方のポイントを参考にしながら、ぜひネルコンシェルジュで理想の一台を見つけてください。