ベッドの寝心地を大きく左右するのがマットレスです。マットレスにはさまざまな種類があり、それぞれ特徴や向いている人が異なります。
なかでも、マットレス内部にバネが入った「スプリングマットレス」は、強い弾力性と優れた体圧分散性を併せ持ち、適度なフィット感と寝返りのしやすさを生み出す王道のタイプです。
今回はこのスプリングマットレスに注目し、ポケットコイルなどの種類ごとの特徴や、自分に合った1枚を選ぶポイントを分かりやすく解説します。
さらに、厳選したおすすめ商品15選も一挙にご紹介!最適な睡眠環境を整えるために、ぜひ記事を参考にしてみてください。
目次 [開く]
スプリングマットレスとは?

スプリング(バネ)が入っているマットレスのことをスプリングマットレスと呼びます。マットレスに多数のスプリングが並べられていることから弾力性が高く、身体をしっかり支えられる構造になっています。また体圧分散性に優れているため、身体の負担を軽減させたい方におすすめです。
スプリングがあることでマットレス内部に空間ができ、通気性が良いのもスプリングマットレスの特徴です。スプリングの構造や数によって寝心地が異なるため、その違いを知っておきましょう。
なお、マットレスにはスプリングマットレス以外にも、ウレタンマットレス、ラテックスマットレス、ファイバーマットレスなどの種類があります。
ポケットコイルとスプリング(ボンネルコイルなど)の違い
ベッドマットレスの主流である「ポケットコイル」と「スプリング(ボンネルコイルなど)」は、構造や寝心地にそれぞれ異なる特徴があります。
ポケットコイルは、独立したコイルが身体を「点」で支える構造です。身体の凹凸にフィットするため体圧分散性に優れ、横揺れが少ないため振動が伝わりにくいのがメリットです。構造上、やや湿気がこもりやすいとされていますが、日常のお手入れをしていれば過度に違いを心配する必要はありません。
一方、スプリング(ボンネルコイルなど)は、連結されたコイルが身体を「面」で支える構造です。反発力が強く寝返りがしやすいのが特徴で、骨組みの間に空洞が多いため通気性が高いという魅力もあります。ただし、全体が繋がっているため振動は伝わりやすい傾向があります。
フィット感や揺れにくさを重視するならポケットコイル、寝返りのしやすさや安定した弾力を重視するならスプリングを選ぶのがおすすめです。
マットレスの役割・重要性について

マットレスは、寝ている間の身体を支え、背骨を自然な形に保つ役割を担う寝具 です。正しい寝姿勢は良質な睡眠に欠かせない重要な要素で、ほど良く体圧を分散し腰や肩への負担を軽減することで快適な睡眠をサポートしています。
また、マットレスのなかには、睡眠中の姿勢を安定させスムーズな寝返りを促す効果があるものもあります。良質なマットレスは、快眠だけでなく翌日の体調にも影響を与える重要な寝具だといえるでしょう。
寝心地を重視したい方、腰痛や肩こりに悩んでいる方は、ぜひマットレスにこだわって自分に合ったものを探してみてください。
スプリングマットレスの種類と特徴

スプリングマットレスは、ポケットコイルマットレス、ボンネルコイルマットレス、高密度連続スプリングマットレスの大きく3種類に分けられます。それぞれの特徴をみていきましょう。
ポケットコイルマットレス

不織布の小さな袋に一つのスプリングを入れ、マットレス全体に敷き詰めたものがポケットコイルマットレスです。コイル一つひとつが独立し、身体を「点」で支えるので、身体の凹凸に沿ってやわらかくフィットします。
[メリット]
[デメリット]
フローリングなどの硬い床の上に仰向けになるとわかりますが、背中や首周りと床の間には、必ず隙間が空くものです。この隙間があると、お尻や肩甲骨などの接地する部分に多大な負担がかかるので、痛みの原因になります。
ポケットコイルマットレスは、一つひとつのコイルが、この隙間を埋める働きをするので、「体圧分散」という点で非常に優れているのです。
また、理想的な寝姿勢と言われている「背中がS字の状態」を保てるといった利点もあります。
ボンネルコイルマットレス

個々のコイルスプリングを連結させ、一つの土台になっているのが「ボンネルコイル」です。
コイル全体が身体を「面」で支えるので、緩やかに沈むという特徴があり、寝心地は硬めです。土台の上に中材を入れ、側生地で仕上げてあります。
[メリット]
[デメリット]
高密度連続スプリングマットレス

高密度連続スプリングマットレスは、ベッド・インテリアメーカーの「フランスベッド」が日本人の体型・寝姿勢を考え製造したマットレスです。一本の鋼線で一台のマットレスを作り、「面」で身体を支える構造をとっており、通気性が良く部分的な落ち込みがないという特徴があります。
[メリット]
高密度連続スプリングマットレスの大きなデメリットは、「価格が高い」ということです。
しかしそれを補って余りあるメリットがたくさん存在します。
まず、ポケットコイルの欠点である通気性や耐久性が改善され、ボンネルコイルの欠点である横揺れも軽減されています。
さらに日本人の体型に合った硬さで、体圧分散効率も優秀。外はソフト、中はしっかりと支える構造でS字型の寝姿勢を保てます。
おすすめのポケットコイルマットレスとスプリングマットレス15選

優れた体圧分散で理想の寝姿勢を保つ人気のポケットコイルマットレスをはじめ、こだわりのスプリングマットレスを豊富にご紹介します。ライフスタイルや睡眠のお悩みに合わせて、あなたにぴったりのマットレスがきっと見つかるよう、以下の5つのタイプに分けてそれぞれの魅力をお届けします。
身体への負担を最小限に抑えることが期待できるタイプのマットレス
翌朝すっきりと目覚めたい方へ、睡眠中の身体への負担を最小限に抑えることが期待できる、高機能なアイテムを厳選してご紹介します。
【ポケットコイル】高密度ポケットコイルマットレス シングル ハードタイプ
日本人の環境や体格を考慮してできたポケットコイルマットレスです。お客様それぞれの体重、体型に合わせて、高密度なポケットコイルスプリングがきめ細やかに対応し、気持ちの良い眠りをサポートします。
【高密度連続スプリング】フランスベッド 超硬いスプリングマットレス シングル IFM-002
フランスベッドとインテリアオフィスワンが共同開発した「超硬い」マットレスです。
体格の大きな方や、寝返りがしにくいというお悩みがある方におすすめのマットレス。
優れた通気性で湿気を逃し、朝まで快適な睡眠をサポートしてくれます。2年保証付き。
【ポケットコイル】高密度 23cm厚 シングル 日本製 縦ゾーニング 横寝がしやすいマットレス
縦ゾーンに分けてコイルを配置することで肩が入りやすく、寝返りしやすい寝心地を実現しました。日本製の高品質スプリングを使用。耐久性と寝返りをサポートする反発力に優れたJIS基準最高クラスのスプリングを採用しています。
一人暮らし・省スペースに適したタイプのマットレス
一人暮らしの限られたスペースでも、お部屋をすっきり広く使いたい。そんな願いを叶える、省スペース設計のアイテムをご紹介します。
【ポケットコイル】11cm厚の薄型ポケットコイルマットレス
高さのあるチェストベッドやロフトベッド、二段ベッドでも使いやすい、薄型のポケットコイルマットレスです。底付き感がなく使い勝手の良い厚さ11cmに設計されており、しなやかな反発力のあるコイルを採用することで、薄型ながら抜群のクッション性と寝心地を実現しています。
また、マットレス側面の全周を3Dメッシュ仕様にすることで十分な通気性を確保しています。湿気の多い時期でも快適に眠れるでしょう。
【ポケットコイル】nerucoマットレス 11cm厚 長さ180cm スリムショート
お部屋の空間を賢く広げるショートセミシングル丈×11cm薄型設計。ワンルームや限られたスペースでも圧迫感がなく、ドアの開閉や生活動線の邪魔になりません。小柄な方やお子様にもぴったりです。薄型でありながら、点で支えるポケットコイルがお客様個々の体型・体重に合わせてきめ細やかにフィット。お届け時は搬入しやすく清潔な圧縮真空パッケージで安心です。
【ポケットコイル】ネルコンシェルジュ 薄型ハード 11cm厚 体圧分散 シングル
「薄型」なのに「硬い」理想の寝姿勢をキープするポケットコイルマットレス。しっかりとした高反発が過度な沈み込みを抑え、背骨の自然なカーブを維持。寝返りもスムーズに行えるため、がっちり体型の方や、腰への負担が気になる方、硬めの寝心地がお好みの方に最適です。
持ち運びがしやすいタイプのマットレス
パッと折りたためて「持ち運びしやすい」便利なマットレスをご紹介します。ポケットコイルの本格的な寝心地はそのままに、使わない時はすっきり収納でき、女性一人でもラクに持ち運べます。
【ポケットコイル】分割可能な三つ折りポケットコイルマットレス
三つ折りのマットレスでは珍しく、ポケットコイルを採用したマットレスです。日本人の体格や生活環境を考慮し、ほど良い硬さに仕上げました。厚さは11cmとそれほど厚くはありませんが、高密度に並べられたポケットコイルスプリングで、心地良い眠りをサポートします。
三つ折りだけでなく三分割することも可能で、組み合わせて簡易ソファーとして使えるのもうれしいポイントです。ファスナー式で簡単に分割できるため、重いものを運ぶのが苦手な方でも簡単に持ち運ぶことができます。
【ポケットコイル】極厚20cm!三つ折りポケットコイルマットレス
厚さ20cmの極厚なポケットコイルマットレスです。厚みを重視したいけれど大きいマットレスを置くスペースがない、という方のために三つ折りできるマットレスをご用意いたしました。高級ホテル仕様のマットレスは寝心地も十分で、高密度のコイルが体型や寝姿勢に合わせてきめ細やかに身体をサポートします。
ファスナーで三分割でき、一体型のマットレスより移動も簡単です。収納しやすく、来客用のマットレスや簡易的なソファーとしても利用できます。引越しが多い方にも向いているでしょう。
【ポケットコイル】ソファベッド向け 厚さ11cm 折りたたみマットレス
ソファベッド用としては珍しい「ポケットコイル」を採用しており、独立したコイルが体格に合わせて沈み込み、体圧をしっかり分散。サッと畳める便利な2つ折り(中折)仕様で、車中泊などのアウトドアシーンでも本格的な寝心地を叶えます。
高級感のあるタイプのマットレス
ワンランク上の寝心地を求める方へ。ホテルライクで高級感漂うハイスペックなマットレスをご紹介します。
【高密度連続スプリング】フランスベッド マルチラススーパースプリングマットレス シングル XA-241
高密度連続スプリングによって均等に体圧分散されるため背筋が伸び、理想の寝姿勢を保つことができます。防カビ・抗菌・防臭加工が施されており、日本の湿度に合わせて通気性も抜群のマットレスです。また、メーカー2年保証付きです。安心してお使い頂けます。
【ボンネルコイル】24cm厚 寝返りのしやすいフランスベッドマットレス
フランスベッドのボンネルコイルマットレスのなかでも特に分厚い、24cm厚のマットレスです。フランスベッド独自のツインサポートスプリングが採用されており、こだわりの三層構造で表面はやわらかく中身はしっかりとしたマットレスに仕上がっています。
製造から組み立てまでを国内で一貫しており、日本人の睡眠スタイルや日本の気候をもとに設計されているので快適な睡眠がとれるでしょう。
【ボンネルコイル】防ダニ・抗菌・防臭で快適!フランスベッドマットレス
フランスベッド独自のツインサポートスプリングを採用したボンネルコイルマットレスです。一本の鋼線を緻密に編み上げることで、適度な硬さとしなやかさを生み出し、安定感のある寝心地を実現しています。マットレス内部に湿気をためない構造になっているため、鋼線の劣化を防ぎ、スプリングの長寿命化にもつながっています。
マットレスの表面にはジャガード生地を使用しており、身体に優しくフィットします。防ダニ・抗菌防臭の衛生加工が施されているため、快適な睡眠環境を維持できるでしょう。
シンプルかつ機能性の高いタイプのマットレス
無駄のないシンプルなデザインと高い機能性を兼ね備えたマットレスをご紹介します。
【ポケットコイル】高密度ポケットコイルマットレス シングル
当社オリジナル ベッド・コンシェルジュ nerucoオリジナルのポケットコイルスプリングマットレスです。日本人の体格、環境を考慮して、できたマットレスです。
【ボンネルコイル】マットレス内部の湿気を寝返りで放出できるボンネルコイルマットレス
マットレスにこもりがちな湿気をどうにかしたい、とお考えの方におすすめのボンネルコイルマットレスです。このマットレスは、寝返りにともなうサスペンションの上下運動により、マットレス内部の湿気を放出できるヘルシーエアーレットを採用しています。
こだわりの五層構造で、湿気を逃しつつ最適な寝心地を確保しており、しっかりと身体をサポートしてくれます。
【ポケットコイル】極厚25cm ハイカウントマットレス セミダブル
超高密度ポケットコイルを贅沢に使用した、ワンランク上のハイスペックモデルです。一般的なマットレスを遥かに凌ぐ圧倒的なコイル数(※シングルサイズで1710個)が、体格や体重に合わせてきめ細やかに沈み込み、理想的な体圧分散を実現。底付き感のない「25cmの極厚仕様」で、ご自宅にいながらホテル仕様の贅沢な寝心地をご体感いただけます。
スプリングマットレスとベッドフレームとの相性
どれだけ優れたマットレスを選んでも、それを支えるベッドフレームとの相性が悪ければ、本来の性能を十分に発揮することはできません。マットレスの寿命を延ばし、常に快適な睡眠環境をキープするためには、フレーム選びにもこだわる必要があります。
スプリングマットレスは構造上、内部に湿気がこもりやすいという弱点があります。そこでおすすめなのが「すのこベッド」との併用です。
すのこベッドは床板に隙間があるため通気性に優れており、マットレスの底面に溜まる湿気を効率よく逃がしてカビの発生を抑えます。
軽量で扱いやすいタイプが多く、日常的にマットレスを上げて換気(陰干し)しやすいのも大きなメリットです。
マットレスの床置きは通気性が悪く、湿気がこもりやすいため、基本的にはベッドフレームとの併用が必須とされています。
スプリングのないノンコイルマットレスの特徴

ノンコイルマットレスは、バネを使わずウレタンやラテックス、ファイバーなどの素材で身体を支えるタイプのマットレスです。
ウレタンは身体にフィットしやすく、ラテックスは高反発で耐久性があり、ファイバーは通気性や水洗い可能な点が魅力です。
音が静かで振動も伝わりにくく、快適な睡眠をサポートします。
[メリット]
[デメリット]
おすすめノンコイルマットレス5選

おすすめのノンコイルマットレスを5つ紹介します。
四つ折りウレタンマットレス ダブル
当社オリジナルの四つ折りウレタンマットレス。
高反発プロファイルウレタンが身体を点でしっかり支えます。
280Nの硬めのウレタンにより、安定感のある寝心地を実現。寝返りがしやすく、理想的な体圧分散で自然な寝姿勢をサポートします。
TEIJIN V-Lap(R)なか綿使用 薄型軽量マットレス
軽量で扱いやすく、二段ベッドやロフトベッドにぴったりな固綿マットレスです。通気性が良くほこりが出にくいV-Lap(R)を採用しており、薄型ですが床付き感なくしっかりと身体を支えてくれます。
ふとんみたいなマットレス シングル 12cm厚
やわらかな感触と、厚み12センチの寝返りしやすい高反発ウレタンで快適な睡眠をサポート!マットレスとしても敷布団としても使用可能。しっかり身体を支える三層構造で優れた快適さをお届けします。
腰をしっかり支える 3ゾーン高反発マットレス8cm厚
ブロックタイプのウレタンフォームはブロックのサイズを変えることで、硬さ(触感)を調節するゾーニング仕様。荷重がかかりやすい腰やお尻部分の沈み込みをカバーする、センターゾーン「かため」のマットレスです。腰が沈み込むのが気になる方におすすめです。
三つ折りウレタンマットレス 8cm厚 かため シングル
8cmのスリムタイプながらしっかりとした弾力とかたさでベッドやフローリング、すのこマットの上でも底付き感がなく快適に使用できます。表生地はネルコオリジナルデザインのソフトなニット生地・裏面・側面生地は通気性の良いメッシュ素材を採用し、蒸れにくく快適な環境をキープします。
スプリングマットレスとノンコイルマットレスはどちらを選ぶべき?

スプリングマットレスとノンコイルマットレスはどちらを選べば良いのでしょうか。それぞれ向いている人の特徴を紹介します。
スプリングマットレスがおすすめの人
「体重が軽い人」「硬めが苦手な人」「ベッドを2人で使う人」はポケットコイルマットレスがおすすめです。
ポケットコイルマットレスは、ほかのマットレスより寝心地が比較的柔らかいため、体重が軽い人なら、マットレスの部分的な落ち込みもそれほど気にならず、快適に眠れるでしょう。また、ポケットコイルマットレスは「横揺れ」が少ないため、2人以上で一つのベッドを使用する人におすすめです。
「体重が重たい人」「寝相が悪い人」はボンネルコイルマットレスが向いているでしょう。
ボンネルコイルマットレスは、コイル全体で体重を支えるため、耐久性が高く、硬めの寝心地が特徴です。ある程度の体重があり、寝具がへたりやすいというお悩みの人はボンネルコイルを選びましょう。また、マットが硬めなので寝返りが打ちやすいのも特徴です。寝返りが少なく、起床時に身体に違和感を覚えることが多い人にもおすすめしたい商品です。
「予算に余裕があり長くマットレスを使用したい人」には高密度連続スプリングマットレスがおすすめです。
高密度連続スプリングマットレスは、通気性や耐久性が高く、体圧分散性も優秀です。これまでのマットレスでは物足りなかった人でも、高密度連続スプリングマットレスの高い機能性なら満足できるでしょう。
ノンコイルマットレスがおすすめの人
「優しい寝心地が好きな人」「一緒に寝る人の振動が気になる人」にはノンコイルマットレスがおすすめです。
ノンコイルマットレスは、身体を優しく包み込む寝心地を好む人や、隣の人の動きや振動が気になる人に最適です。金属バネを使っていないため、静かで揺れが少なく、快適な睡眠をサポートします。
軽量で取り扱いやすく、通気性や抗菌性に優れた素材も多いため、アレルギーが気になる方にもおすすめです。
自分に合うマットレスを選ぶための6つのポイント

マットレスを選ぶ際は「硬さ」「厚さ」「反発力」「素材」「サイズ」「機能性」の6つのポイントを比較しましょう。各ポイントの内容を解説します。
1.硬さ|身体をしっかり支え、ほど良く沈む硬さがおすすめ
マットレスが硬すぎると腰が浮き、やわらかすぎると沈み込みすぎて寝姿勢が崩れてしまいます。体重や寝姿勢をもとに、自分に合った硬さのマットレスを選びましょう。
一般的に、仰向け寝にはやや硬め、横向き寝にはやややわらかめが合いやすいとされています。
コイルの種類によってマットレスの硬さは異なります。ポケットコイルは体圧分散力に優れており、圧力が加わるのに合わせて沈む、やわらかめの寝心地が特徴です。また、ボンネルコイルはポケットコイルより硬めの寝心地になります。
2.厚さ|ベッドフレームや使い方に合わせた厚みにする
マットレスをどのように使用するかによって、適した厚みは異なります。
スプリングマットレスの場合は、厚みが20cm以上、詰め物が3~4cm以上ある商品がおすすめです。ノンコイルマットレスの場合は、10cm以上の厚みがあると底付き感なく使えるでしょう。
また、ロフトベッドや二段ベッドなどと合わせる場合は、マットレスが厚すぎると落下のリスクがあるため、厚さは10cm以下がおすすめです。
| 厚み | 用途 |
| 5cm | マットレス単体ではなく、敷布団やマットレスの上に敷いて使用します。 |
| 10cm | ベッドの上・敷布団どちらの使用も可能です。 10cmの厚みの場合には折りたためるものも多く、収納しやすいという特徴があります。 |
| 20cm | 20cmの厚みのマットレスはおもにベッドの上で使用します。 市販のボックスシーツが合う、市場で最も流通している厚みです。 |
| 25cm〜 | おもにベッドの上で使用します。10年以上など長期間の使用を想定する場合におすすめです。 |
3.反発力|寝返りしやすい反発力であることが重要
マットレスの反発力は寝心地を大きく左右する大事な要素です。スプリングマットレスには、スプリングの反発力により寝返りがしやすいというメリットがあります。睡眠中に適度に寝返りをすることで、身体にかかる負荷を軽減し、睡眠の質の向上につながるでしょう。
高反発タイプも同様に寝返りしやすく、身体を押し返すような感覚が特徴です。体圧分散性に優れており、体重が重い方でも寝返りを容易に打てるでしょう。ただし、反発力が高すぎると、硬すぎると感じることがあります。
一方、低反発タイプは包み込むようなやわらかさがあり、フィット感が高いのが特徴です。ただし、身体に合わないものを選ぶと腰を痛める可能性があります。
年齢や筋力に応じて、スムーズな寝返りをサポートする反発力のマットレスを選びましょう。
4.素材|素材ごとの特徴・機能を理解する
マットレスは素材によって通気性や耐久性が異なります。マットレスに求める機能をふまえて素材を選択しましょう。
| 厚み | 用途 |
| スプリング | 金属製のスプリング(バネ)が入っており反発力が強めです。通気性に優れており、厚みがあります。 |
| ウレタン | やわらかさと反発力のバランスが良く、非常に多くのラインアップがあります。低反発タイプと高反発タイプがあります。 |
| ラテックス | ゴム由来の自然素材で、弾力性に優れています。天然ラテックスと合成ラテックスの2種類があります。 |
| ファイバー | 合成繊維でできています。通気性が良くムレにくいという特徴があります。腰や肩への負担が気になる方におすすめです。 |
5.サイズ|使用人数・部屋の広さを考慮する
使用人数や寝相、部屋の広さを考慮してサイズを選びましょう。マットレスには、シングル、セミダブル、ダブル、クイーンなど複数のサイズ展開があります。
1人で眠るならセミシングルサイズやシングルサイズがおすすめです。広々と眠りたいならセミダブルサイズでもよいでしょう。
2人以上で眠るならセミダブル以上が向いています。広々と眠りたいならダブル以上を選びましょう。マットレスは一緒に寝ている人の振動が伝わりやすいため、振動が気になる場合はシングルサイズを2枚並べて眠るのがおすすめです。
| 種類 | 横幅 | 目安人数 |
|---|---|---|
| セミシングル セミシングルショート |
80cm | 1人 |
| シングル シングルショート シングルロング |
97cm | 1人 |
| セミダブル セミダブルロング |
120cm | 1〜2人 |
| ダブル ダブルロング |
140cm | 2人 |
| クイーン | 160cm | 2人 |
| キング | 180cm | 2人~ |
6.機能性|使いやすさ・快適性など機能にもこだわる
マットレスには防臭・抗菌加工、通気性、洗えるカバーなど快適性を高める機能があります。また、マットレスの重さや折りたたみやすさも、日常の扱いやすさにかかわる重要な要素です。季節や使用環境に応じた機能を備えたモデルを選びましょう。
マットレスの機能には以下のようなものがあります。
- 防臭・抗菌・防ダニ加工
- 保湿性・吸湿性・速乾性に優れている
- カバーが取り外せる、洗濯できる
- 折りたためる、移動しやすい
- 両面使える、季節ごとに使用面をローテーションできる
- 耐久性に優れている
マットレスの寿命・買い替えるタイミング

耐久性に優れるマットレスも、使用し続ければへたってしまいます。古いマットレスを使い続けると寝心地が悪くなり、肩こりや腰痛の原因になってしまうため、定期的に買い替えることが大切です。
スプリングマットレスの寿命の目安は以下のとおりです。
・スプリングマットレスの寿命:5~10年程度
・ノンコイルマットレスの寿命:3~5年程度
スプリングマットレスはスプリングが入っており、身体を支える力が強いためへたりにくく、ノンコイルに比べると寿命が長めの傾向にあります。
寿命が来るまえであっても、へたりや寝心地の悪化、腰痛などの症状が出てきたらマットレスの買い替えタイミングです。寝起きの疲労感や、マットレスに凹み・きしみ音がある場合も、マットレスの買い替えを検討しましょう。
失敗しやすいマットレスの選び方

マットレス選びは日々の体調や睡眠の質に直結するため、絶対に失敗したくないお買い物の一つです。しかし、事前の情報収集がないまま「良さそう」というイメージだけで購入し、後悔してしまうケースは少なくありません。
今回は、多くの方が陥りがちな「失敗しやすいマットレスの選び方」を3つのポイントに絞ってご紹介します。
硬さだけで選ぶ
マットレスの硬さは重要な要素ですが、それだけで判断すると体に合わない可能性があります。
適切な硬さは、使う人の体型、体重、骨格、そして寝姿勢によって全く異なります。実際に硬すぎると腰や肩に負担が集中しやすくなりますし、逆にやわらかすぎる場合は寝姿勢が崩れ、腰痛の原因になることもあります。
価格だけで選ぶ
価格の安さだけでマットレスを選ぶと、数ヶ月でスプリングがへたって底付き感が出てしまい、不満を感じる場合があります。
安価な製品はコイルの品質や詰め物の素材が簡素なこともあり、へたりやすい傾向があります。逆にどんなに高級なマットレスでも、自分の体に合わなければ快適とは限りません。価格だけでなく、「価格に見合った耐久性と機能があるか」で判断しましょう。
サイズだけで選ぶ
「部屋のこの場所に収まるから」と、メジャーで測った設置スペースギリギリのサイズを選んでしまうのもよくある失敗です。
マットレスを選ぶ際は、お部屋の広さだけでなく「寝返りを打つのに十分な幅があるか(1人ならシングル〜セミダブル、2人ならダブル以上など)」という睡眠時の快適性を最優先にする必要があります。さらに、「シーツ替えのための周囲のスペース」や「ドア・引き出しの開閉動線」まで計算に入れておかないと、搬入後に生活が不便になってしまうため注意が必要です。
マットレスを少しでも長く使用し続けるコツ

耐久性の高いマットレスであっても、使用方法によっては寿命が縮んでしまいます。マットレスを少しでも長く快適に使用するためにも、以下の3つのポイントを押さえましょう。
・過度な圧力がかからないようにする
・マットレストッパーを併用する
・定期的にマットレスの向きを変える
過度な圧力がかからないようにする
マットレスの一部に重いものを長期間置かないように注意しましょう。過度な力がかかり続けるとバネがへたってしまい、反発力に偏りが生まれてしまいます。
同じ位置に座ったり寝たりする習慣がある場合は、よりバネがへたりやすくなります。均等に体重が分散するよう意識して眠りましょう。
マットレストッパーを併用する
マットレストッパーは、マットレスの上に敷くアイテムで、マットレスの寝心地を改善するために用いられます。マットレスが身体に合わない場合は、マットレストッパーを使用することで硬さを調整できます。
マットレストッパーはマットレスの寿命を延ばすのにも効果的です。マットレストッパーを上に敷くことで、マットレスの直接的な摩耗や汚れを防げます。丸ごと洗えるタイプもあるため、マットレスを清潔に保つのにも役立つでしょう。
定期的にマットレスの向きを変える
同じ向きでマットレスを使い続けると、どうしてもバネのへたり方に偏りが生まれてしまいます。マットレスにかかる圧力が偏らないよう、頭と足の位置を入れ替える「ローテーション」を定期的に行ないましょう。
両面使えるタイプのマットレスであれば、裏返し(フリップ)も有効です。定期的に入れ替えることで偏りや凹みの予防となり、長期間快適に使い続けられるでしょう。
スプリングマットレスを選ぶなら種類豊富な「ネルコンシェルジュ」がおすすめ!
体圧分散性に優れているスプリングマットレスは、腰や肩への負担を抑えたい方や、スムーズに寝返りしたい方にぴったりのマットレスです。ポケットコイル、ボンネルコイル、高密度連続スプリングの3種類に加え、ウレタンなどのノンコイルタイプにもそれぞれ異なるメリットがあるため、ご自身の体型やライフスタイルに合わせて最適なものを選びましょう。
マットレスを買うなら、国内最大級のベッド通販専門店ネルコンシェルジュ nerucoをご利用ください。
ネルコンシェルジュ nerucoでは、今回ご説明した「ポケットコイル」「ボンネルコイル」「高密度連続スプリング」「ノンコイルタイプ」のほかに「薄型」「折りたたみ」「高反発」「低反発」と豊富な種類のマットレスを取りそろえています。
サイズ展開も豊富で、シングルサイズよりさらに小さいセミシングルサイズから家族で眠れるキングサイズまで取り扱っています。取り扱う商品一つひとつに詳しい解説を載せていますので、解説をじっくりと見ながら、自分に合ったマットレスを探してみてください。
























