8畳とは12.96平米の広さの部屋ですがなかなかイメージがわかない人も多いのではないでしょうか。
また、セミダブルベッドは一人で快適に眠れるサイズのベッドですが、8畳の寝室には大きすぎると思っている人もいるのではないでしょうか。
そのようになんとなくのイメージで部屋作りを始める前に、レイアウト方法やベッドのデザインを選べば、セミダブルベッドと他の家具を設置しても快適に過ごせる寝室づくりは可能です。
ここでは、セミダブルベッド選び方やレイアウトのポイントとあわせて、おすすめのベッドもご紹介しています。
8畳の部屋にセミダブルベッドを置くレイアウト例
セミダブルベッドのレイアウトを考える際に大事なのは、どんな寝室づくりをしたいのか決めておくことです。
寝るスペースと日常生活で過ごすスペースを完全に分けたいのか、それともベッド中心で寝落ちしてしまっても良いような寝室にするのかによってレイアウトが変わってきます。
ここでは、寝室の使い勝手や印象ごとに異なる4つのレイアウトを例としてお伝えします。
入り口から向かって縦にベッドを置く
寝室のドアを開けた時にベッドの短辺が見えるよう、縦にレイアウトした場合のメリットは他の家具の配置がしやすいことです。
部屋が縦長であれば視界を遮るものがなく奥まで見通せるので、広々と感じさせることもできます。
また、空きスペースが縦に続くことで生活動線が確保でき、毎日の生活に少し時短効果も期待できるでしょう。
入り口から向かって奥にベッドを置く
入口から見てベッドが遠い位置にあると目の前のスペースに余裕が感じられます。
あえて部屋に仕切りを作らなくても寝室の奥が寝る場所、手前がリラックスする場所というようにスペースをしっかり分けることも可能です。
また、部屋の手前にチェストやソファなどの家具を配置しやすいため、8畳の寝室にセミダブルベッドだけでなく、他に置きたい家具がたくさんあるという人にもおすすめのレイアウトです。
部屋の中心にベッドを置く
部屋の中心にベッドを配置するとホテルのような贅沢な空間作りができます。
ベッドの周りが空いているので毎日のベッドメイクも手間なく、掃除もラクにできるので綺麗好きな人にも最適です。
また、部屋の中央に置くことで窓から入る冷気や熱気などを避けることもできるため、季節を問わず快眠できるという声もあるようです。
ただし、寝室の中央に大きなセミダブルベッドを置くことで圧迫感があるのも確かなため、圧迫感が軽減できるベッド選びが重要なポイントになります。
セミダブルベッド2台を置くことも可能
意外に思われるかもしれませんが8畳の寝室にはセミダブルベッドを2台並べて設置することも可能です。
もちろん、他に大きな家具をいくつも置くというわけにはいきませんが、広々としたベッドでゆったり眠りたいご夫婦の寝室としておすすめのレイアウトです。
部屋に入った瞬間の圧迫感をなくすには、家具を極力減らし、できるだけコンパクトに設置できるベッドを選ぶことが大切です。
また、並べた時に隙間ができるベッドはスペースが無駄になるだけでなく、寝心地も悪くなるので、ぴったり横並びにできるデザインのベッドを選ぶことも8畳にセミダブルベッド2台を設置する際の重要なチェックポイントと言えます。
8畳に置くセミダブルベッド選びのポイント
セミダブルベッドの選び方次第で部屋を広く見せたり、寝室に置く収納家具を減らしたりすることもできます。
8畳という限られたスペースを有効活用するには、どんな機能・デザインのベッドを選べば良いのかについてお伝えしていきます。
家具の量を減らすなら収納付きベッド
作り付けのクローゼットや押入れなどの収納が少ない部屋には収納家具が必須ですが、部屋がごちゃごちゃするすると落ち着かず、掃除も面倒です。
そんな悩みを解決してくれるセミダブルベッドを選ぶなら引き出しや棚などの収納が付いたベッドがおすすめです。
日常で使う洋服や雑貨の収納なら引き出しタイプ、季節外れの布団や衣類、ラグなどの大きいかさばるものを収納したいならベッド下すべてが収納になる跳ね上げ式など、しまうものに合わせて収納のタイプを選ぶこともできます。
セミダブルサイズの収納ベッド一覧はこちら
開放感を出すなら低めのベッド
開放感のあるお部屋作りをする場合、大きな面積を占めるベッドの高さを抑えることが重要なポイントとなります。
部屋を見渡した時にベッドが天井に近いよりも床に近い方が広々と感じます。
また、ベッド以外の家具も目線よりも低い物で揃えておくと、より一層開放感があります。
セミダブルサイズのローベッド一覧はこちら
圧迫感を抑えるなら部屋全体と統一感のある色や材質のベッド
同じセミダブルベッドでも、どんなカラーを選ぶかによって圧迫感があるかないかが変わってきます。
一般的に城やナチュラルカラーのベッドの方が圧迫感が軽減されると言われていますが、他の家具や壁、床の色と統一感があるかどうかでも圧迫感の有無が違います。
明るい雰囲気の白系インテリアの中に黒いベッドがあると、ベッドの存在感が目に付きやすく重い印象です。
ベッドを選ぶ時には部屋にある家具と統一感が出るようなカラー、素材選びが大事で、どこか一カ所が目立ちすぎないことで落ち着けるお部屋作りができるようになります。
おすすめセミダブルベッド5選
8畳のお部屋に設置するセミダブルベッドをどう選べば良いかお伝えしてきましたが、次はデザインや機能を厳選したおすすめのセミダブルベッドを5つピックアップしてご紹介します。
収納&照明付きの便利なベッド
チェスト代わりに使える2杯の引き出し、小物が置ける宮棚などの収納を備えた機能的なベッドです。
ヘッドボードにはLED照明とスマートフォンなどの充電に便利なコンセント付き。
スタイリッシュなお部屋に最適なスマートなデザインも魅力的です。
跳ね上げ式の大容量収納が付いたベッド
深さ30センチの跳ね上げ式収納が付いたセミダブルベッドは、オフシーズンの寝具や衣類などの収納に便利です。
床板の開閉はガス圧式なので女性でも力いらず。
開口部が大きいのでかさばるものを収納しても出し入れがラクにでき、シーズンごとの入れ替えも簡単です。
ヘッドレスのシンプルなヴィンテージ風ベッド
どんなレイアウトにも対応できるヘッドレスのシンプルデザイン。
セミダブルベッドの存在感を上手にカバーしてくれて、圧迫感なく設置できるロータイプなので、お部屋を広く見せたい時にもおすすめです。
和モダンルームに合う畳のベッド
北欧産の天然木のフレームとい草畳の床板を組み合わせたステージベッドは、和の雰囲気を感じさせるモダンなインテリアと相性が良く、落ち着きのある空間を演出してくれます。
床に近いロータイプのデザインなので天井までの距離が長く開放感のあるお部屋作りが可能です。
スタイリッシュなデザインで落ち着いた部屋に合う収納ベッド
ヘッドボードの上部は、スマートフォンやタブレットを立て掛けられる便利な仕様。
サイドには雑誌などが入るブックスタンドスペースが付いているので、ベッド周りがすっきり片付きます。
長く使えるシンプルながらスタイリッシュなデザインは、おしゃれな寝室にもピッタリです。
まとめ
8畳だと狭くてセミダブルベッドは置けないと思っていた人もいるかと思いますが、デザインや素材、機能を選べばセミダブルベッドを設置した居心地の良い寝室づくりは可能です。
ベッド選びで失敗しないためにも、どんな機能が必要なのか、今ある家具と統一感が出せるのかなどをしっかり考えたうえで、たくさんのベッドを見比べてみましょう。
こちらのページでは、様々なデザインや素材のベッドが揃っているので、ぜひ参考にしてください。