二段ベッドは1台分のスペースで二人が寝られるということで、狭い部屋に置くベッドとして選ばれることも多いですが、省スペースというメリットだけでなくデメリットがあるのも事実です。ここでは、二段ベッドにどんなメリット・デメリットがあるのか、購入時にチェックすべき比較ポイントはどこなのかを詳しく解説し、おすすめの二段ベッドもあわせてご紹介します。
二段ベッドのメリットデメリット
二段ベッドはメリットがあればデメリットもあります。人によってはデメリットが許容範囲を超えているということもあるでしょう。
購入後に後悔しないためには、メリット、デメリットの両方をよく理解しておくことが大事です。
メリット
- 狭い部屋でもベッド2台を設置できる
- 購入時の費用を抑えられる
- 子供も大人も使える
デメリット
- 転落などのリスクがある
- 上段のベッドメイクが面倒
- 暑さや寒さを感じやすい
二段ベッドの最大のメリットは、1台分の床スペースで2台のベッドが設置できるので、空いた場所に勉強机を置いたり、フリースペースとして活用できることです。
子供の自立心を養うために二段ベッドの購入を考えている人も多いですが、二段ベッドは子供だけでなく大人も使えるベッドです。
お子様が小さい間は、兄弟・姉妹で使い、成長後は分割できるタイプなら別々に分けて使う、あるいは一人暮らしのワンルームなどで寝るためのスペース+収納スペースとして二段ベッドを使うこともできます。
デメリットとしては、上段は通常のベッドに比べるとかなり高い位置にあるので、転落によるケガのリスクがあります。
そのため、転落防止の柵が付いたものなど、安全対策がしっかりとしたベッドを選ぶことが大事です。
また、上段はシーツを取り替えたりなどベッドメイキングの手間がかかります。小柄な方はできるだけ低めの二段ベッドを選んだ方が良いでしょう。
暑い空気は部屋の上の方に、冷たい空気は部屋の下の方にたまります。そのため、夏は二段ベッドの上段が暑くなりすぎる、冬は下段が底冷えするなど、季節によっては寝苦しさを感じることもあるようです。
二段ベッドの比較ポイント
二段ベッドを購入する時、安さや見た目の良さだけで選ぶと後悔するかもしれません。
長く使えるもの、使い勝手の良いものを選ぶためには、次に挙げるポイントを必ずチェックしましょう。
はしごのタイプ
はしごのタイプは大きく分けると①垂直タイプ、②斜め掛けタイプ、③階段タイプの3種類あります。
部屋の広さ、使う人の年齢に合わせて、どのタイプのはしごにするのかを決めましょう。
垂直タイプ
垂直のタイプは狭い部屋にも設置しやすくスペースを取りません。上り下りが急なため、小さいお子様は注意が必要です。
斜め掛けタイプ
斜め掛けタイプは垂直タイプよりスペースは取ってしまいますが、上り下りがしやすいのが特徴です。
階段タイプ
階段タイプのはしごは、お子様も安全に上り下りができます。ただし、階段部分の幅があるため、はしごのタイプよりも場所を取ってしまいます。
※当店には階段タイプの取り扱いはありません。
デザイン
どんなデザインの二段ベッドを選ぶかは、好みだけでなく他の家具、部屋の雰囲気などもトータルに考えることが失敗しないコツです。
カラーや素材でかなり印象が変わるので、設置予定の部屋に置いたところをイメージしながら選んでください。
サイズ
二段ベッドの多くは一般的なシングルベッドのサイズですが、中には長さを抑えたショートタイプ、少し広めのセミダブルといったサイズもあります。
ショートサイズはシングルサイズよりも約15cm短いベッドになります。二段ベッドは高さもあり圧迫感もあるのでコンパクトなものを求めている方にもおすすめです。
耐荷重
ベッドの耐荷重は安全のために必ず確認しておきたいポイントです。
大人になってからも使えるものを購入しようと思っているなら、できるだけ耐荷重の数値が大きいものを選びましょう。
分割可能かどうか
将来的に二段ベッドを別々の部屋で使う予定がある場合、分割できるかどうかの確認が必要です。
シングルベッド2台として使える二段ベッドなら、お子様の成長後もベッドの買い替えが不要になるので、少し高めの二段ベッドを購入したとしても、最終的にコストを抑えることができます。
素材
二段ベッドには木材やスチールが主に使われます。天然木を使用したものなら、経年変化を楽しむことができます。
天然木の場合は杉や檜など木の種類によって価格が変わる、スチール製は柱や柵が細いものも多いので圧迫感が少なくスタイリッシュに見えるなど、それぞれに違いがあるので好みに合わせて選びましょう。
二段ベッドのおすすめ4商品
二段ベッドを選ぶポイントやメリット、デメリットを整理したら、次は実際にどんなベッドがあるのか見てみましょう。
ここでは、特におすすめしたい二段ベッドを4つピックアップしてご紹介します。
ショートサイズの木製すのこ二段ベッド「Kati」
ショートサイズと通常より約15cm短いので省スペースで設置できます。北欧産天然木をふんだんに使用したフレームが、お部屋に温もりを与えてくれます。はしごには補強板付きで、昇り降りの際に安心の手掛けも計4か所付いているので安全性も抜群です。
ハシゴは左右どちらも取り付けOK
上下どちらも耐荷重は100kg!
円(税込)
北欧産天然木を使用した木製2段ベッド「Kati」
上段だけでなく、下段にもサイドガードが付いた二段ベッドは、補強板付きで、極太の支柱を採用したはしご付き。床面はすのこ床板を採用しているので、1年を通して快適に眠れます。
下段にも棚&コンセント付き
清潔感あるホワイトとナチュラルの2色
円(税込)
【2つに分割できる!】大人っぽい寝室づくりにも最適な二段ベッド「Edith」
アイアンと天然木を組み合わせたスタイリッシュなデザインの二段ベッドです。ヴィンテージ風のコーディネートにも馴染んでくれるので、大人っぽい雰囲気のお部屋作りにもおすすめです。
ほこりが入らないフタ付き
2口コンセントが付いたスリム棚
円(税込)
モダンなデザインの親子ベッド「Rosetta」
親ベッドのヘッド部にはLED照明と可動棚付き。子ベッドは引き出しやすいキャスター付き。使う時だけ簡単に引き出せるので、スペースの限られた子供部屋や寝室に最適です。兄弟や親子での使用や、下段を収納スペースとして使うこともできます。
お子様との添い寝や収納スペースに
カラーは3色展開です。
円(税込)
ロフトベッドを二段ベッド風に使う方法もあります
二段ベッドとして販売されているわけではないものの、実際には二段ベッドのように使えるのがロフトベッドです。
一般的な2段ベッドとは違った機能が付いているものもありますし、大人っぽいデザインのものも豊富に揃っているので、選択肢として検討してみても良いかもしれません。
充実した収納付きの木製ロフトベッド「Ashley」
高さ160.5cmで上段ベッドも使いやすく、圧迫感も軽減できるシンプルデザインのロフトベッドです。ベッドサイドには本棚としてもディスプレイスペースとしても使えるオープンスペース付きで機能も充実しています。
ブラウンとナチュラルの2色展開
下段にも収納棚が付いています♪
円(税込)
※上記の価格はシングル(フレームのみ)
安定感のある階段仕様の木製ロフトベッド「Ashby」
ベッドサイドに収納機能が充実した棚付きのロフトベッドです。昇り降りが安全にできる階段仕様なのでお子様も安心。ロフト下にマットレスを敷けば二段ベッド風にもなります。
充実した収納棚は小物や本を飾るように収納出来ます。
下段にも収納が付いています。
円(税込)
※上記の価格はシングル(フレームのみ)
ベッド本体と一体型のハシゴ付き 収納充実ロフトベッド アスペン
マットレスを敷いて「2段ベッド」風、大きな収納スペースとして使用もおすすめです。ベッドサイドに、ディスプレイ収納として使える収納棚を兼ハシゴが付いています。
マットレスを敷けば二段ベッド風♪
ハシゴステップ下に補強バーが付いています
円(税込)
3人で使いたい場合、3段ベッドもあります!
3台のベッドを並べるスペースはないけれど、3人で寝るスペースは確保したいという時の選択肢として3段ベッドというものがあります。
二段ベッドに比べると数が少なく、イメージしにくいかもしれませんが、便利な機能を搭載、狭いお部屋にも置きやすいようにデザインされています。
機能も充実しているので3人の子供部屋に設置するベッドで迷っている方におすすめです。
二段ベッド+子ベッドの低め設計3段ベッド
高さを抑えてあるので上段で寝ても圧迫感がなく、見た目もスッキリの3段ベッド。子ベッドを引き出す時に邪魔にならないよう、はしごはフット側に付いています。
高すぎない高さ約170cmの3段ベッド
上下棚&コンセント口付き
円(税込)
まとめ
いかがでしたか?
スペースを有効活用できる二段ベッドは、部屋が狭いからとベッドを諦めていたという人にこそおすすめです。
お子様用だけでなく、大人になっても違和感なく使えるデザインの二段ベッドもたくさんあります。
こちらのページでは、様々な二段ベッドをご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。