ベッドのように大きな家具を配置する場合、使いやすさだけでなく、お部屋を広く見せるにはどうすれば良いのかについても考えたうえでの配置がおすすめです。
ここでは、ベッドの設置場所の決め方、お部屋を広く見せるコツとあわせて、おすすめのベッドについてもご紹介していきます。
【窓際・真ん中】ベッドを配置するメリット・デメリット
ベッドをどこに配置するかは、大きく分けると「窓際」か「それ以外」かの二つにわけられます。
お部屋の広さやベッドのサイズによっては、窓際にしか置けない場合、窓際以外に設置するしかない場合があると思います。
しかし、柔軟にレイアウトを決められるのであれば窓際に設置した方が良いのか、それとも窓際以外が良いのか、色々なパターンを想定してみてから決めるのがおすすめです。
次にベッドを窓側、真ん中に設置する場合のメリット、デメリットについて解説します。
ベッドの配置は大きく分けると二つですが、それぞれにメリット、デメリットがあります。
設置場所を決める前にしっかりと理解しておきましょう。
窓際に配置するメリット&デメリット
<メリット>
- 窓から日光が入るので、気持ちよく目覚められる
- 家具のレイアウトがしやすい
- 広々とした空間を演出できる
<デメリット>
- 外気の影響を受けやすいので夏は暑く、冬は寒い
- 住環境によっては騒音で目が覚めやすい
部屋の真ん中に配置するメリット&デメリット
<メリット>
- 掃除やベッドメイクがしやすい
- ホテルのようにお洒落に見える
- 広々とした空間を演出できる
<デメリット>
- 圧迫感がある
- 寝室のスペースに余裕がない場合には向いていない配置
狭い寝室に最適なベッドの種類とは?
狭い寝室に大きなベッドを置くと圧迫感があるのは当然ですが、工夫次第で広々と見せることもできます。
ここでおすすめしているのは、お部屋を広く見せられる省スペースタイプのベッドです。
次に紹介するタイプのベッドを窓際に設置することで、さらに空間を広々と見せる効果が期待できます。
長さを抑えるヘッドレスベッド
ヘッドレスベッドはベッドフレームに棚などのヘッドボードがないタイプのベッドです。その分、壁に直接設置できるためスペースの有効活用が可能です。
ヘッドボードがあるベッドは数センチ~数十センチ長くなるため、ヘッドレスベッドを選んで長さを抑えましょう。
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場所を取らない折りたたみベッド
使わない時には薄くたためる折りたたみベッドも、お部屋を広く見せたい人にはおすすめのベッドです。
キャスター付きのものが多いので、クローゼットやお部屋の端に移動できるのがポイントです。
また、折りたたみすのこベッドなど布団が干せる仕様になっているものもあり便利です。
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空間に広がりを持たせるローベッド、フロアベッド
ローベッドは床に近く、床面高さの低いベッドです。ベッドから天井までの距離が長いと視界が広がるため、お部屋が広く見える効果があります。
落下の危険性が低いためお子様や寝相が悪い方にもおすすめのベッドです。
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2WAYで使えるソファベッド
昼間はソファ、夜はベッドと2WAYで使えるソファベッドはデイベッドとも呼ばれます。このタイプは狭いワンルームで大活躍し、余裕を持ってベッドを設置することができます。
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女性やお子様ならショート丈ベッド
通常のベッドよりも15cmほど短いショート丈ベッドは、スペースに余裕のない寝室にも設置しやすく、空間にゆとりを持たせてくれます。
小柄な女性、お子様用であれば特におすすめのベッドです。
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ベッド下を有効活用できるベッド
・収納ベッド
収納が少ない部屋の場合はベッド下を有効活用できる収納付きベッドが良いでしょう。ベッド下に収納することで、部屋を広く使えるメリットがあります。
引き出し付きベッドや跳ね上げベッドなどお好みのタイプは大容量の収納スペースを確保できます。
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・床面下にスペースのあるベッド
引き出しなどの収納機能がついてないベッドでも、床面下が空いているタイプならベッド下に収納ケースやキャリーケースなどをしまえるのでデッドスペースを収納スペースとして活用できます。
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・ロフトベッド
ベッドの下に大きな空間があるロフトベッドには、ベッド下にデスクやソファはもちろん、ハンガーラックや収納ケースなど収納スペースとして配置することができます。
また、デスクを置く時はローデスクにすると更にお部屋を広く使えます。
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お部屋を広く見せる!ベッドのレイアウトパターン
ここでは部屋が広く見える効果があるベッドのレイアウト例をご紹介します。
ローベッドで開放感のあるレイアウト
ローベッドを置いて視覚的に部屋を広く見せることにより、生活動線も広く見える効果があるのでおすすめです。
また、壁紙や家具、寝具に白やベージュを取り入れると部屋が広く見えるといわれていますのでこちらも取り入れると更に開放感のあるお部屋になるでしょう。
収納付きベッドで生活感を抑えるレイアウト
寝室に収納スペースが少ない場合は収納付きベッドがおすすめです。壁側に配置することでお部屋を広く使えます。
ヘッドボードを見せないレイアウト
ヘッドボードを見せない配置は圧迫感の軽減に繋がります。ベッドや大きな家具は入り口から離れた位置に置くと、お部屋が広く見えます。
【すのこ・天然木】おすすめベッド7選
ベッドの配置によってお部屋の雰囲気は変わりますが、ベッド購入時に理想のお部屋に似合うものを探しておくのも重要なポイントです。
ここでは、おすすめのベッド7選をご紹介します。
ヘッドレスのシンプルデザインすのこベッド
耐荷重350kgの頑丈すのこベッド。
厚さ4cmの極太の横桟で、すのこを支えるので、安定感は抜群です。
シンプルなのでどんな寝具とも合わせやすく、飽きずに長くお使いいただけます。
三つ折りできる天然桐すのこマット
山折りすれば室内の布団干しにも使える便利な、すのこマット。
天然の桐材100%なので調湿、防虫効果に優れており、快適に眠れます。
三つ折りのほか、縦に二分割できるので省スペース収納が可能です。
床面の高さを3段階に調節できるすのこベッド
フレームとすのこの両方に檜材を使用したベッドは、マットレスだけでなく布団でもお使いいただけます。
お部屋を広く見せるシンプルなヘッドレスデザインなので、どんなインテリアにも馴染んでくれます。
ブラック&ホワイトの木目調フレームベッド
便利なUSBポート1口、コンセント2口の計3口を搭載した便利なベッド。
機能的でシンプルなヘッドボードと2杯の引き出しで収納力も十分なので、チェストや棚が置きづらい手狭なお部屋にもぴったりです。
省スペースな折りたたみすのこベッド
調湿効果にも優れた桐材のスノコ床板を採用したベッド。
棚にはスライドコンセント2口とUSBポートが付いているので、枕元でスマホの充電ができます。
使わない時は折りたたんで省スペース収納も可能です。
タモ突板伸長式ソファベッド Reija(レイヤ)
フレームは、天然木の美しい木目と風合いを楽しむことができる、天然木タモ材突板を使用した木製フレーム。小物が置ける棚スペース付き、背面部にも棚スペース付きです。
木製ロフトベッド ショートサイズ
北欧パイン材をふんだんに使用した便利なコンセント2口付のロフトベッド。高すぎないのがうれしいミドルタイプ。ショート丈なので狭いお部屋にも置けます。
まとめ
ベッドの配置が変わるとお部屋が広く見えたり、逆に狭く見えたりすることもあるので、どこに置くかはじっくり考えてから決めましょう。
ただ、失敗したと思った時は模様替えも可能なので、まずはピンときたレイアウトを試してみてください。
こちらのページでは、色々なベッドをご紹介しているので、お部屋の雰囲気や好みに合うものがきっと見つかるはずです。