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1日のうちで最も長い時間を過ごすベッドは、体調を左右する大事な要素の一つ。
寝た時にマットレスのバネが体に当たるように感じたら、ヘタってしまって寿命を迎えたサインなので買い替えのタイミングです。
ただし、安いからといった理由で安易にマットレスを選ぶと起きた時に腰や背中が痛い、体中がバキバキといったトラブルが発生することもあります。
ここでは、ベッドやマットレスの選び方で腰痛を改善する方法、おすすめのマットレス、ベッドフレームについてご紹介していきます。
ベッドと腰痛の関係
朝起きた時に腰が痛い、寝いている間に腰に違和感を感じるという場合、ベッドに原因があるかもしれません。
例えば、硬すぎるマットレスで寝ている人は体の自然なカーブに沿わないことになるのでマットレスと接する肩やお尻に重みがかかった状態になって腰回りの筋肉にも負担がかかります。
逆に柔らかすぎるマットレスで寝ている場合は腰に重みがかかりすぎている可能性も考えられます。
家族と一緒に小さなベッドで寝ている人は、寝返りをうちづらく、寝ている間はずっと同じ姿勢を取ることになるため起きた時に腰が痛いと感じることもあるでしょう。
また、仰向けに寝るのか、横向きで寝るのか、あるいはうつ伏せで寝るのかといった寝姿勢によっても腰痛が起こることがあります。
仰向けやうつ伏せで寝ると腰が反るような状態になることがありますし、横向き寝は骨盤の歪みが生じやすく、それが原因で腰痛が悪化することもあるそうです。
このように、自分の体型や寝姿勢に合わないマットレスを使うことが腰痛の原因というケースは珍しくありません。
腰に痛みや違和感を感じているなら、マットレスの見直しをしてみるのも一つの方法でしょう。
マットレス選びのポイント
ベッドが腰痛に与える影響についてご説明しましたが、次はマットレス選びのポイントについてお伝えしていきます。
＜適度な硬さ＞
マットレスの好みは人それぞれですが、硬すぎたり柔らかすぎたりするマットレスは腰痛の原因になります。
選ぶ際には程よい硬さのものを選ぶようにしましょう。
＜寝姿勢＞
仰向けで寝る人は寝返りの際に体に負担がかかりやすかったり、お尻が沈みすぎたりすることがあるため身体が沈みすぎない少し硬めのマットレスがおすすめです。
横向きで寝る人は体を支える面積が少なくなり、そこだけに体圧がかかることになるため体圧分散効果の高い柔らかめのマットレスがおすすめです。
＜体重＞
体重が重い人は軽い人よりもマットレスが沈みやすくなります。
そのため、同じ硬さのマットレスでも体重によって沈み込み方が変わり、腰への負担も変わってくるということです。
自分の体重に合った硬さ、体格に合ったサイズのマットレスを選ぶことで適度に体が沈み、理想の寝姿勢をキープできるマットレスに出会えるでしょう。
＜通気性＞
天気が良くてもマットレスを干すのは難しく、寝ている間に体から出た水分はマットレスにどんどんたまっていくことになります。
そのせいでダニやカビが発生するとニオイの原因にもなりますし、体調を崩してしまうことも考えられます。
通気性の高い素材、構造のマットレスを選べば寝心地もアップ。
快適に眠れる環境づくりをすれば腰痛も軽減できるでしょう。
＜保証・お試し＞
実際に使ってみたら何かが違う、使い始めてすぐに不具合が生じた。
決して安いものではないだけに買ってすぐのマットレスに不満を感じたり、使えなくなったりという事態は避けたいものです。
そんな時に安心なのが、お試し期間があるものや保証が付いているマットレスです。
ただし、一定の期間内であれば交換可能なもの、不具合発生時は代替品を受け取れるものなど保証やお試しの内容、条件は様々。
しっかり確認してから購入するようにしてください。
おすすめのマットレス6選
ここまで、腰痛にはマットレスの硬さが大きく関係していることをお伝えしてきましたが、ここでは腰痛を改善するためにおすすめしたい平均的な硬さ（レギュラー）～硬め（ハード）タイプで、安心の保証も付いたマットレスをご紹介していきます。
▼ふつう～ややかため／保証期間：５年
nerucoオリジナルのポケットコイルスプリングマットレス
ソフトな寝心地ながら日本人の体格や環境を考慮して作られているので、寝心地バツグンの高密度ポケットコイルスプリングマットレス。
寝る人の体型、体重に合わせてきめ細やかに対応してくれるので、どんな方にもフィットします。
▼ややかため／保証期間：３年
細かく体圧を分散してくれるポケットコイルマットレス
厚さ15cmの扱いやすいポケットコイルスプリングマットレス。
一か所に重みがかからないので、腰への負担も軽減。
体型や寝姿勢に自然にフィットしてくれるので寝返りがうちやすく、朝もスッキリ目覚められます。
▼硬め／保証期間：２年
フランスベッド製 マルチラススーパースプリングマットレス
理想的な寝姿勢を保つ高密度連続スプリングマットレス。
病院や高級ホテルでも使われているフランスベッド製、抗菌・防臭加工済みで、いつでも清潔に使えるだけでなく、環境負荷にも配慮されているので安心です。
▼超硬い／保証期間：２年
寝心地の良さと硬さを両立させた高密度スプリングマットレス
国内老舗マットレスメーカーのフランスベッド製だから安心して使える高密度スプリングマットレス 。
ニーズに応えた「硬さ」を実現しつつ、しっかりと体にフィットする寝心地の良さも考慮されています。
▼プレミアムハード／保証期間：５年
東京スプリング工業×neruco 共同開発のポケットコイルマットレス
しなやかな硬さのポケットコイルを採用し、機能性と寝心地を重視して作られています。
コイルを交互配列することで、耐久力がよりアップし、高密度でしっかりとした寝心地に。
他では買えないおすすめマットレスです。
▼やや硬め／保証期間：２年
トップアスリートも愛用のポケットコイルマットレス
老舗の日本ベッドらしい技術が詰まったベーシックながら、高品質のポケットコイルマットレス。
安定感のある太めのコイルを使用しているので、しなやかなのにしっかり。
姿勢保持力に優れたマットレスは、トップアスリートたちも愛用しています。
ベッド選びのポイント
ベッド選びはマットレス選びと同じくらい重要です。
どちらか片方が良くても、もう片方に問題があると腰痛が悪化したり、ぐっすり眠れなかったりということになりかねません。
ベッドフレーム選びで腰痛を予防し、睡眠の質を上げるためには「通気性」にこだわることが大事です。
もし、通気性の悪いベッドを選んでしまったらマットレスや寝具の湿気がたまる一方で、カビやダニが発生する可能性もあります。
カビだらけ、ダニだらけのベッドではぐっすり眠ることもできず、熟睡できないことで寝返りが増えて体に負担がかかる、腰痛が悪化するという悪循環に陥ってしまうことも考えられるでしょう。
通気性に優れたベッドフレームを選べば、湿気がこもらず一年中快適。
朝までぐっすりと眠れる睡眠環境を整えられるので、寝ることで腰痛の改善も期待できるかもしれません。
おすすめのベッドフレーム8選
良いマットレスを使うなら、ベッドフレーム選びにもこだわりましょう。
睡眠環境を整えるためには、湿度をコントロールできるすのこタイプのベッドフレームが特におすすめ。
ここでは、８種類のすのこベッドフレームをご紹介します。
シンプルで頑丈な天然木すのこベッド
どんなお部屋にも馴染む天然木を使用した、静止耐荷重350kgの頑丈設計すのこベッド。
厚さ３cmの極太フレームとすのこ床板を支える極太の横桟を採用しているので大柄な人も安心して眠れます。
天然桐100％の三つ折りすのこマット
すのこ板1枚1枚にスリットを入れているので、すのこの通気性と天然桐ならではの調湿、耐熱効果をより実感できるマットレス。
三つ折りだけでなく、縦に二分割もできるので使わない時には省スペース収納も可能です。
布団も使える総ひのきすのこベッド
フレームもすのこも国産ひのきの贅沢なすのこベッドです。
頑丈なのでマットレスはもちろん、布団でもお使いいただけ、圧迫感がないので手狭な寝室にもおすすめ。
ひのきの香りの癒し効果も期待できます。
お部屋に馴染む木目調フレームがお洒落なすのこベッド
ヘッドボードにUSBポート１口、コンセント２口を搭載しているのでスマートフォンの充電にも便利。
ベッド下にキャスター付きの引き出しが２杯付いているので、寝具の洗い替えや衣類などを収納していただけます。
ヴィンテージ調ベッドの棚付きすのこベッド
味わい深い表情の木目と武骨なアイアン脚の組み合わせで、ヴィンテージ調に仕上げた木製ベッドです。
ヘッドボード棚は奥行スリムで圧迫感がなく、枕元に小物を置いておくのにちょうど良いスペース。
ほこりが入りにくいスライドコンセントも付いています。
３段階に高さを調節できる天然木すのこベッド
北欧をイメージした丸みのあるデザインがお洒落なベッド。
枕元の棚は小物を置いたり、充電中のスマホを置いたりできます。
ヘッドボード背面にも棚が付いているので、お部屋の間仕切りとして設置することも可能です。
スモーキーカラーの大人かわいいファブリックベッド
ニュアンスカラーが印象的な優しい肌触りのファブリックベッド。
丸みのあるフォルム、ラグジュアリーなベロア調ファブリックの組み合わせは「大人可愛い」お部屋作りにもおすすめ。
木目ブラウン×ゴールドの脚がアクセントになっています。
存在感バツグンのファブリックレザーベッド
寝室に足を踏み入れた瞬間にお洒落だなと思わせるファブリックレザーベッド。
本革のようなこなれた風合いのファブリックレザーのヘッドボードはクッション入りなので、もたれかかってくつろぐこともできます。
まとめ
腰痛はベッドやマットレスを変えるだけで治るものではありませんが、悪化させないための方法の一つと言えます。
他にも、自分の寝姿勢を確認して、それに合った補正を行う、寝る前や起きた後に軽くストレッチをして筋肉の緊張をほぐすし、身体を適度に温めることでも腰痛改善の効果が期待できます。
ここで紹介した以外にも腰痛改善、予防に役立てていただけるベッドフレームやマットレスはたくさんあるので、こちらのページでご確認ください。
