引っ越しや部屋の模様替えなどを機に、ベッドフレームの処分を考えている方もいるでしょう。
ベッドフレームはそのままの状態では通常のゴミとして処分することが難しいこともあり、捨て方に迷ってしまうかもしれません。
そこで、今回はベッドフレームの処分方法や捨て方について詳しくお話ししていきます。
実はちょっとしたコツを知るだけで、ベットフレームの処分にかかる費用を抑えることができるかもしれません。
処分方法1 リサイクルショップなどに買取依頼をする
ベッドフレームを購入したばかりなのに事情があって、処分を検討している方もいるでしょう。
その他にもキレイに使ってきたベッドフレームであれば、買取依頼をすることで処分費用がかかるどころか、プラスになるケースも珍しくありません。
粗大ごみの手配をする前に、不用品の一括査定サービスなどを使って査定依頼をしてみましょう。
残念ながら全てのベッドフレームに値段がつくとは限らないものの、使用年数が少なく目立った傷のない状態の良いものなら、買い取ってもらえる可能性が高くなります。
さらに再販売する事情から、できるだけ良い状態をキープするため、自室から丁寧に搬出してくれるでしょう。
こちらの方法の場合、廃棄処分せずに再利用できるということで、ごみ排出量も削減され、環境を守ることにもつながります。
ベットフレームの捨て方としてはベストな方法ですが、リサイクルショップで買取りを断られたときには、どうすれば良いのか次の項目でお話しします。
メリット
・売却できた場合、処分費用がかからない
・状態が良いベッドフレームならば現金が手に入る
・業者側も傷つけたくないため、自宅の自室から搬出してくれることが多い
・必要な人の手に渡り、環境にやさしい
デメリット
・全てのベッドフレームが売却できるとは限らない
・リサイクルショップの査定を受けるために業者と時間を合わせる必要がある
処分方法2 不用品回収業者に依頼する
リサイクルショップで残念ながら値段がつかなかった場合は、不用品回収業者に依頼をしてください。
リサイクルショップで買取不可になったのならば、そのまま不用品として回収してくれるショップもあるようです。
不用品回収業者の場合、自分から電話やインターネットで問い合わせをすれば、向こうから引き取りに来てくれるでしょう。
ある程度自分の都合にも合わせてくれるため、少しでも早く不要になったベッドフレームを処分したいのであれば、ベストな方法だと言えます。
休日はもちろん、申し込み即日や夜間にも対応している業者もあるようです。
また自分で不要になったベッドフレームを外に運び出す必要はなく、ほとんどの場合では自室から搬出してもらえるでしょう。
ただし不用品回収業者の場合では、それなりの処分費用がかかります。
ベッドフレームの大きさや頼む業者、依頼するタイミングによって異なるものの、おおよそ3,000円から8,000円程度が相場になっているようです。
依頼する業者によって費用が大きく変わり、中には実際に運び出してから何らかの理由をつけ、プラス料金を請求されるトラブルも発生しています。
非常に手っ取り早い処分方法ではあるものの、優良業者を見極める力も必要です。
この処分費用が高いと感じた方は、次の粗大ごみとして出す方法を検討してください。
不用品回収業者のメリット
・申し込めば自分の都合に合わせて処分ができる
・自分の都合に業者が合わせてくれる
・自宅の自室から運び出してくれることが多い
・即日や夜間対応など1日でも早く手放したいケースにも対応してくれる
不用品回収業者のデメリット
・ベッドフレームの処分方法の中では最も費用がかかる
・依頼する業者によって費用がまちまち
処分方法3 粗大ごみとして出す
最も安くベッドフレームを処分したいのであれば、地域の粗大ごみとして出す方法がコストがかかりません。
多くの自治体の場合、自分で粗大ごみの申し込みをすることで、家の前または近くの収集所まで回収にきてくれます。
また、車を所持しているのであれば、直接搬入する方法もオススメです。
より安く済ませたいのであれば、ベッドフレームを指定された場所まで直接搬入する方法が良いでしょう。
ベッドフレームは各自治体にもよりますが、1,000円前後で処分できるところもあるようです。
詳しくは「(住んでいる自治体) 粗大ごみ」といったキーワードで検索してください。
ただし、回収・搬入ともに日時が指定されているケースが多いところがネックです。
年末年始の大掃除のシーズンや1月~3月までの引っ越しシーズンは希望者が多く、処分するまで1か月以上待たなくてはいけないこともあるでしょう。
引っ越し日が近いなど急いでいる方には、粗大ごみとして処分する方法は向いていません。
できるだけ確実に、そして安くベッドフレームを処分したいのであれば次の方法を試してみましょう。
粗大ごみのメリット
・安くベッドフレームを処分できる
・電話やインターネットで簡単に申し込みができる
粗大ごみのデメリット
・回収日が決まっているため自分の都合で処分できない
・申し込むタイミングによっては1ヶ月以上の待ち時間が発生することもある
・収集場所までは自分で運ばなくてはいけない
処分方法4 解体後に家庭ごみで出す
各自治体により、家庭ごみとして出せるサイズは決まっています。
ほとんどのところが、ベッドフレームのサイズでは家庭ごみで処分はできないはずです。
しかし、逆に考えれば家庭ごみとして出せるサイズにまでベッドフレームをコンパクトにすれば、処分できるということになります。
もし、作業スペースに余裕があるようであれば、解体用のノコギリを使い、家庭ごみとして出せるサイズまで小さく切断してみましょう。
ホームセンターやECショップなどで、家具解体用の小型ノコギリが販売されているため、そちらを利用すると非常に便利です。
ただし、やはりスペースが必要であることと、結局はノコギリを購入しなくてはいけないといった点で、それほどコストを抑えることができないかもしれません。
また、そもそも家庭ごみも有料の地域の場合、小さく切断しても袋の数が多くなるので、粗大ごみとして処分する費用と同じくらいになるでしょう。
手間もかかるため、あまり現実的ではない方法です。
解体するメリット
・家庭ごみの日に出せるので処分可能なチャンスが多い
・住んでいる地域によっては粗大ゴミで出すよりもコストを抑えられる
解体するデメリット
・家具解体用の小型ノコギリなど道具が必要
・解体をするスペースも必須であり騒音にも配慮しなくてはならない
・住んでいる地域によっては家庭ゴミも有料であり、袋の数が多くなればそれほどコストを抑えられないケースも考えられる
まとめ
ベッドフレームは家庭ごみとしてそのまま出すことが難しく、処分方法や捨て方に迷ってしまう方も多いでしょう。
売却できるようであれば、そのまま引き取ってもらえるのがベストです。
もし買い取ってもらうことが難しいなら、不用品買い取り業者や行政の粗大ごみとして出すことをオススメします。
コストを抑えながら、1日でも早く手放したいのであれば、解体して家庭ごみとして出すのも一つの手です。
いずれにしても、ベッドフレームを処分する方法はいくつかあります。
もし、処分の仕方や捨て方でベッドフレームの買い替えを悩んでいるようであれば、本記事を参考にしてください。
また、ベッドフレームの買い替えを検討している方は、ぜひ下記のページも参考にしてください。