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失敗しない!セミダブルのすのこベッドの選び方&おすすめ10選



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ベッドには様々なサイズがあり、暮らし方や設置するスペースに合ったサイズのベッドを選ぶことが重要なポイントですが、サイズ選びで迷う方は少なくなりません。

家族一緒に眠りたい、一人でもゆったりとしたスペースを確保したいと思ってセミダブルベッドの購入を検討しているけれど、どのくらいの広さに適しているのか、何人で寝られるのかなどの疑問がある方もいるのではないでしょうか。

また、サイズと同じくらい大事なのがベッドの種類や素材ごとの特徴を知り、希望通りの寝心地やデザインのものを見つけることです。
ここでは、セミダブルベッドとはどんなサイズ感なのか、どのような使い方ができるのかなど比較の際に役立つ基本情報と合わせて、お好みの寝心地や価格で選べるおすすめマットレスについてもご紹介しています。

もう迷わない!セミダブルのすのこベッドBest3

すのこベッドは日本の気候に合ったベッドとして人気が高く、デザインやサイズも豊富に揃っているので、寝室の雰囲気や好みに合わせて幅広いラインナップから選ぶことができます。
少し大きめのセミダブルサイズでも、床面の高さが変えられるものならベッド下を収納スペースとして使えるので手狭な寝室にも置きやすく、ロータイプとして使えば圧迫感なく設置可能です。

色々あって選べないというときは、まず人気のセミダブルすのこベッドBEST3をチェックしてみてください。 

シンプルで頑丈なセミダブルすのこベッド

耐荷重350キロの頑丈設計すのこベッド。一般的なベッドを超える厚さ3センチの極太フレームとすのこ床板を支える極太の横桟でしっかりと支えてくれます。

総檜のセミダブルすのこベッド

国産檜を贅沢に使用した天然木のすのこベッドはマットレスでも布団でも使用可能。床面の高さは3段階に調節できるので、床面下を収納としても活用できます。

天然桐のセミダブルすのこベッド

北欧風のデザインが寝室をお洒落に彩るすのこベッド。省スペースで設置できるコンパクトなフォルムが天井を高く見せ、空間にゆとりを感じさせてくれます。

すのこベッドの基本情報


通常、ベッドの床板は1枚の板になっていますが、すのこベッドの場合は床板がすのこのような形状になっているので板と板の間に空気の通り道ができ、ベッド下に湿気がこもりにくい構造なのでお手入れもラクにできます。

基本的にマットレスを載せて使いますが、布団でもマットレスでも使えるすのこベッドもありますし、素材も杉や檜、桐などの木材や合成樹脂など様々です。
すのこベッドの特徴を簡単にまとめると次のようになります。 

・デザインが色々選べる

すのこベッドと一口に言ってもベッドフレームにすのこ状の床板が付いたものもあれば、すのこそのものに脚が付いたようなもの、ロール状になったもの、折り畳みが可能なものなど色々あります。
寝室のインテリアや好みでたくさんのデザインから選ぶことができ、マットレスはもちろん、今使っている布団をそのまま使えるものが選べるのもすのこベッドの特徴です。

・吸湿性、通気性が高い

布団やマットレスの汗や湿気を逃がしてくれるので、ニオイや雑菌の繁殖を抑える効果が期待できます。
寝ている間にかく汗の量はコップ1杯分とも言われますが、すのこベッドなら汗を発散してくれるので蒸し暑い季節でも不快なべたつきを感じず、快適に眠りたい方には特におすすめです。

・軽量で扱いやすい

女性でも簡単に扱える軽量なタイプが多いのも、すのこベッドの特徴で毎日の掃除やベッドメイク、模様替えなども軽いすのこならラクラク。
折り畳み可能なすのこベッドの中には、布団を干せるものや丸めてロール状で収納できるものなどもあるので、ライフスタイルやお部屋の間取りに合わせて選ぶことができます。

・リラックス効果が期待できる

すのこベッドの多くは桐や檜、パイン材などの木材を使用しています。
檜などの木の香りは癒し効果が高く、香りによるリラックス効果が期待できるのもすのこベッドの良いところです。
使用されている木材の種類によって香りも変わるので、好きな木材を選ぶポイントにするのも一つの方法です。

セミダブルベッドのサイズ感とは?


セミダブルのベッドは、名前に「ダブル」と付いているものの、二人で寝ることを前提としているのではなく、シングルサイズでは窮屈に感じる人が広々と寝るために適したサイズと考えるのがベストです。
シングルベッドの幅は90センチ~100センチ、ダブルベッドは140センチ、セミダブルベッドの場合は120センチなので、シングルとダブルのちょうど中間、一人だと広く、二人だと少し狭いサイズ感と言えるでしょう。

ベッドの幅は「左右20センチずつ寝返りをうつ余裕」+「肩幅」で考えると良いとされています。
女性の平均的な肩幅は約40センチ、男性は45センチなので、それぞれ80センチ、85センチがベッドの幅として必要ということです。
あくまでも平均的なサイズ、最低限必要とされるサイズなので、余裕をもって寝たい時にはゆとりのあるベッド幅を選ばなければなりません。 

・セミダブルベッドに大人二人で寝た場合

一般的なセミダブルベッドの幅は120センチなので、大人二人が横になることは可能ですが寝返りはうてないと思った方がよさそうです。
来客時など、一時的に使用するのであれば問題はないかもしれませんが、長く使い続けようと思うのであれば止めておいた方が無難でしょう。

・セミダブルベッドに親子で寝た場合

大人と子供であればセミダブルベッドに二人で寝ることは可能で、余裕はないものの寝返りがうてないほど窮屈にはならないはずです。
小学校高学年になると体格も大きくなってくるので手狭に感じるかもしれませんが、それよりも小さなお子様であればセミダブルベッドで添い寝できそうです。

親子でセミダブルベッドを使用する際は、寝相の悪い子供がベッドから落ちないよう壁際に寝かせる、掛け布団が壁と反対側に落ちてしまわないように壁とベッドの間を10センチほど離して設置すると良いでしょう。

・セミダブルベッドに一人で寝た場合


一人暮らしのお部屋にはシングルベッドで十分、セミダブルだと場所を取りすぎると思う人もいるかもしれませんが、長さ約200センチ、幅約120センチのセミダブルベッドはソファやデスクと一緒に6畳のお部屋にも設置できるサイズです。
イメージとして大きすぎると感じているかもしれませんが、ロータイプを選べばさらに圧迫感なく、すっきり見せることもできます。大柄な男性、手足を伸ばしてゆったり寝たい方は、セミダブルベッドも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

・セミダブルベッドの耐荷重は一人寝を想定

セミダブルベッドは一人で広く使うことを想定して作られているものがほとんどなので、耐荷重も一人分になっていることが多く、100キロ~120キロというのが一般的です。女性の平均的な体重を50キロ、男性の平均的な体重を70キロとすると夫婦でセミダブルベッドに寝た場合は耐荷重を超えてしまう可能性もあります。

そのため、二人で寝ることを想定しているのであれば、できるだけ耐荷重の大きなものを選んでおきましょう。もちろん、耐荷重を超えたからすぐに壊れるというものではなく、安全に使用するためにメーカーが保証している数値ではありますが、耐荷重を超えて使用した場合は安全に長く使うことはできません。
耐久性、安全性を確保するためにも、耐荷重はしっかり確認しておいてください。

セミダブルのすのこベッド選びのポイント

セミダブルのすのこベッドはデザインや素材にたくさんの種類があるので自分の好みに合ったものを選びやすい反面、種類が多すぎてどれを選べばわからなくなる人も多いようです。
ベッドは寝室の印象を左右するインテリアでもあり、選び方に失敗したからといって簡単に買い替えることもできない高額なインテリアでもあります。
どんな印象のお部屋にしたいのか、どんな機能が必要なのかなど色々な条件で比較して、納得できるベッドを選ぶためのコツを5つご紹介します。

1.設置場所に合うデザインを選ぶ

床板がすのこ状という共通点はあるものの、すのこベッドのデザインは様々で素材によっても大きく印象が変わります。
寝室をリラックスできる空間にしたい時には、木の温もりが感じられる色使い、素材を選ぶのがおすすめですし、高級感のあるシックな寝室が好みなら重厚なカラーやデザインのベッドがおすすめです。
国産の檜や桐が使われたものは香りの良さが特徴、パイン材は素朴な雰囲気でカントリー調のインテリアや北欧デザインの家具との相性が良く、価格も手頃なものが多いようです。
また、ベッドフレームにレザーやファブリックが使われたものは、ヘッドボードにもたれてソファ代わりにくつろぐこともできます。どんなイメージにしたいのか、しっかりと思い描いてからベッドを選ぶと理想通りの寝室が作れるはずです。

2.耐久性や耐荷重を確認する

ベッドを安全に使用するためには、どのくらいの重さに耐えられるのかを示す耐荷重のチェックが必須です。
すのこベッドは床板の間に隙間がありますが、板の厚みを増し、間隔を狭めることで耐荷重を上げているものも増えてきているため、強度が高く安心して使えます。
床板に使われたすのこがしっかりしていると寝返りをうった時、起き上がる時などに軋む心配もありません。
一人で寝る場合は100キロ程度の耐荷重でも十分ですが、二人で寝る時は耐荷重が高いものを選んでおくと不安なく眠れます。
また、重いマットレスを使用する場合は、マットレスの重さがプラスされることも考えたうえでベッドを選ばなければなりません。
マットレスと寝具の重さを足しても余裕がある耐荷重のベッドを選んでおけば、厳選したお気に入りのベッドを長く使い続けることができます。

3.ベッドフレームの機能をチェックする

ベッドフレームにどのような機能を求めるのかによっても、おすすめのベッドは変わってきます。
できる限りシンプルに、圧迫感なく設置できるものが希望であればヘッドボード、フットボードなどがないヘッドレスベッド、ちょっとした小物を置くナイトテーブルを設置する余裕もない手狭な寝室なら棚代わりになるヘッドボード付きのベッドフレームも良いでしょう。
ヘッドボードがあると圧迫感を感じるかもしれませんが、収納スペースを確保できると考えれば検討の余地はあります。
できる限り薄く、高さを抑えてあるヘッドボードならベッドの周りがすっきり片付き、さらにベッド自体もコンパクトに収まるのでスペースの限られたお部屋にもおすすめです。
都市部のマンションでは子供部屋や夫婦の寝室に使える部屋のサイズもそれほど大きくないため、機能性の高いベッドを設置することで使い勝手が良くなることもあります。
スマホなどの充電に便利なコンセント、ナイトスタンド代わりになる照明、雑誌や眼鏡、目覚まし時計を置ける棚など、ベッドにどのような機能が付いていると便利なのかを考え、必要な機能が揃っているかをチェックしてから購入しましょう。

4.設置場所や使う人の体格に合うサイズを選ぶ

セミダブルのすのこベッドは1台だけで使うこともできますが、シングルサイズのベッドと並べて使うと夫婦と子供が並んで寝られる広々ベッドにもなります。
幅約100センチのシングルベッドと120センチのセミダブルベッドを並べるとキングサイズよりも広い220センチなので、体格の良い成人男性や寝相の悪いお子様も余裕で寝られます。
また、2台のベッドを並べるので異なる種類のマットレスを選ぶこともでき、自分好みの硬さのマットレスで眠れます。大きなサイズのベッドは搬入も移動も大変で、将来的に分割して使用することもできませんが2台のベッドを並べて使っていれば分割もOK、お子様が大きくなった時はシングルベッド1台を独立させて子供部屋にという使い方も可能です。
掃除のときやベッドメイクの時にも1台の大きなベッドより手間がかからず、お手入れもラクラク。

ただし、異なるサイズのベッドを並べて使う場合は、フレームやマットレスの高さが合うか、隙間なく並べられるフレームかどうかの確認が必要です。
マットレスの継ぎ目には専用のパットを敷いたり、パット一体型のシーツをかけたりすると継ぎ目を気にせず快適に眠れます。

5.お手入れがラクなものを選ぶ

ベッドメイクは毎日するものなのでセミダブルのすのこベッドを選ぶ時には、お手入れがラクなものを選びましょう。
布団を載せて使うすのこベッドの場合は、ベッド自体が布団干しの台になるもの、キャスター付きで移動が簡単にできるものが便利です。
天気が悪い日もすのこベッドを立てて布団をかけておけば湿気対策も万全、手狭なお部屋で昼間はベッドを畳んでしまいたい時にも折り畳みタイプが良いでしょう。
バネで簡単に折りたためるベッドならお年寄りや女性でも安心。指を挟まないように設計されているもの、ストッパー付きのキャスターなど安全面への配慮についても確認しておきましょう。

希望通りのベッドが見つかる!おすすめセミダブルすのこベッド10選

デザインや機能、素材などすのこベッドを選ぶポイントはたくさんあります。また、設置するお部屋にあるインテリアや使用している寝具とのコーディネートのしやすさなども考えておくと、ベッドだけが浮いてしまうこともありません。

希望の条件にぴったり当てはまるベッドが見つかるのが一番ですが、条件に優先順位をつけておくとあれもこれもと迷うことなく、本当に自分が必要だと思うことを見つけやすくなります。
絶対に妥協できない条件と妥協しても構わない条件をわけておき、最初に当てはまらないものを除外していくと迷ってしまって決められず、結局どれが良いのかわからなくなったということもなくなるはずです。
ここでは、素材やデザイン、機能に特徴のあるおすすめのセミダブルすのこベッドを厳選してご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

頑丈設計セミダブルすのこベッド

レイアウトが自由に選べるヘッドレスデザイン。高さは4段階に調節可能で、耐荷重も350キロあるので子供部屋にも夫婦の寝室にもおすすめです。

国産ヒノキのセミダブルすのこベッド

無添加、無着色の国産ヒノキを贅沢に使用したすのこベッド。床に近く安心して眠れるローポジションからベッド下を有効活用できるハイポジションまで、高さ調節可能です。

便利な棚付きセミダブルすのこベッド

2口コンセントと棚が付いた便利なセミダブルベッド。並べて設置しやすいフラットなフォルムと開放的なデザインで、お部屋を広く見せてくれます。

島根県産天然木檜セミダブルすのこベッド

国産の檜を無塗装で使用しているので、天然木ならではの温もりや質感を感じられるベッド。檜の調湿作用で一年を通して快適におやすみいただけます。

スリムな奥行きの宮棚付きセミダブルすのこベッド

天井との間にたっぷりと距離を取れるロータイプ。飾り棚としても使えるヘッドボードにはスマホなどの充電に便利なコンセント付きで、ベッド回りを自分好みに飾れます。

温もりあふれる北欧調デザインのセミダブルすのこベッド

天然木を使用した北欧調デザインのすのこベッド。床面の高さは3段階に調節可能、ヘッドボードはコンセント付きで、棚にはタブレットやスマホを立てかけることもできます。

ブラックスチールがお洒落なセミダブルすのこベッド

省スペースで設置できるヘッドボードもフットボードもないすっきりとしたデザイン。強度が高くカビの心配もないので、安心してお使いいただけます。

北欧調デザインがお洒落なセミダブルすのこベッド

省スペースでもゆったり寝られるセミダブルのすのこベッド。桐天然木を使用しているので温もりがあり、ナチュラルスタイルのインテリアにもしっくりと馴染んでくれます。

北欧ヴィンテージ風セミダブルすのこベッド

スマートで美しいフォルムが特徴の北欧家具を思わせるベッド。木目の美しいタモ材突板を使用しているので手触りも良く、温かで心地良い空間を演出してくれます。

引き出し付きセミダブルすのこベッド

洋服や寝具を収納できる引き出し付きのすのこベッド。置いたものの落下を防いでくれる前板付きの棚には、スマホの充電に便利なコンセントとUSBポートが付いています。

すのこベッドの疑問を解決!

すのこベッドを購入しようとは思っているけれど、購入前に知っておきたいこと、他のベッドと何が違うのかなど色々と疑問がある方も多いのではないでしょうか。
ここでは、Q&A方式ですのこベッドの疑問についてお答えしていきます。

Q.1 すのこベッドはカビ対策になりますか?


A.1
通気性に優れたすのこベッドは、カビ対策としてもお使いいただけます。
ただし、すのこだから絶対にカビが生えないというわけではないため、使用方法に気をつけることは大事で、定期的なお手入れも必要になります。
また、使われている素材によってカビが生えやすいものもあるため、お手入れの頻度が下がってしまいそうなときには、カビの生えにくい素材選びも大事です。
湿気に強い素材としておすすめなのは桐と檜ですが、耐久性を優先するのであれば檜、扱いやすさを優先するのであれば軽さが特徴の桐を選びましょう。
木製すのこにこだわらないのであれば、軽量で扱いやすい樹脂製のすのこベッドも選択肢に入れてみてください。どんな素材を選ぶにしても「布団やマットレスはマメに干す」、「寝室の換気を行う」、「除湿マットを敷く」というのがカビ対策の基本になります。もし、カビが生えてしまった場合は、カビが生えたところをアルコールで拭きとり、しっかり乾燥させましょう。
布団やマットレスにもカビが生えてしまっていることがあるため、すのこベッドだけでなく寝具の方もカビの除去を行ってください。基本のカビ対策として除湿マットの使用は重要ですが、布団やマットレスを敷きっぱなしにすることはないという場合は、必ずしも必要というわけではありません。
ただし、汗かきの人で目が覚めると寝具が湿っているという場合、快適に眠るために除湿マットを使用するのも良いでしょう。

Q.2 すのこベッドの形状による違い、通常のベッドとの違いは何?

A.2
まず、すのこベッドと通常のベッドは床板の形状が異なります。通常のベッドは床板が1枚か2枚の大きな板のため通気性が期待できず、マットレスにカビが生えたり、湿気によって傷んでしまったりしやすいと言われています。
ただし、大きな板でマットレスを支えるため耐荷重が大きく、耐久性にも優れているのが通常のベッドの特徴です。
一方、すのこベッドの場合は床板がすのこ状のため通気性には優れているものの、どうしても耐荷重が低く、耐久性が劣ることも少なくありません。
しかし、すのこの厚み、板の間隔を工夫することで通常のベッドと変わらない耐久性を持つすのこベッドも増えています。
すのこベッドの形状はロール式、三つ折りや二つ折りなどの折り畳み式、すのこに脚が付いたタイプなど様々ですが、収納しやすいのはロール式や折り畳み式です。
脚が付いたタイプはベッド下に衣装ケースなどを入れて使うこともできるため、収納家具を置くスペースがない寝室にもおすすめです。
また、布団を敷いて使う場合には折り畳んだすのこを布団干しに使えるベッドもあるため、使用する寝室の広さ、寝具、ライフスタイルに応じて選びましょう。

Q.3 すのこベッドに合わせるのは布団?マットレス?

A.3
すのこベッドには、敷布団が使えるものとマットレス専用のものがあるので、どちらを使うのか決めてからベッドを選ぶ、あるいは将来的に変更することを見越して、どちらも使えるものを選んでおくようにしましょう。
布団が使えるタイプのすのこベッドは折り畳めるものも多く、布団の上げ下ろしは面倒だけれど、ベッドを置くと部屋が狭くなるのが困るという場合に向いています。
ただし、敷布団の厚みが十分でないと寝心地が悪くなることもあるので、高反発マットレスや厚みのある敷布団と折り畳めるすのこベッドの組み合わせが良いでしょう。

Q.4 すのこベッドは寝ている時に軋みやすい?

A.4
すのこベッドに限らず、ベッドの軋みを完全になくすことは不可能と言われています。
その理由は、多くの部材を組み合わせて作られているという構造上、どうしても軋み音がしてしまうからです。
ベッドの軋み音は、フレーム、床板、ベッドとフローリングの床の接地面から発生すると言われています。
フレームの軋みを軽減するには、ヘッドボードやフットボードがない、できるだけシンプルなものを選ぶのが良く、床板の軋みを軽減するにはしっかりとした厚みのある床板、強度の高い床板が使われているものを選ぶことがポイントです。
すのこベッドの場合、どうしても床板がしなりやすいため厚み、すのこ板の間隔を確認し、丈夫なものを選ぶことで軋みが軽減されます。
フローリングの接地面から発生する軋みには軽いベッドを選ぶ、ベッドの下にカーペットを敷くなどの対策が有効です。
マットレスを使用している場合、マットレスから軋み音が発生していることもあります。ベッドの軋み対策をしても音が気になる時は、マットレスが軋んでいないかも確認しておきましょう。

Q.5 2台並べて使うのに適したすのこベッドは?

A.5
キングサイズのベッドやクイーンサイズのベッドは広々としていて、ゆったり手足を伸ばして眠れますが、搬入やお手入れが大変、合わせる寝具の選択肢が少なくなるなどのデメリットも少なくありません。
しかし、ベッドを2台並べることで大きなベッドと同じスペースを確保することができます。
すのこベッドを2台並べることを考えているのであれば、段差や隙間ができないものを選びましょう。
お子様とご夫婦で寝られるのであれば、お子様が小さい間はロータイプで安心して眠れるように、大きくなったら少し高くしてベッド下を収納スペースにと床面の高さを調整できるものも便利です。
寝ている間にずれることがないよう、しっかり連結できる金具付きなど、元々並べて使うことを想定して作られたすのこベッドもたくさんあります。
家族が増えてもベッドを買い替えることなく、連結して使ったり、別々に使ったりとフレキシブルな対応が可能なすのこベッドもたくさんあるので、ライフステージに合わせて選びましょう。

Q.6 冬はすのこベッドが寒く感じる?

A.6
すのこベッドは通気性が高く、空気の通り道を作ることができるという特性を持っていますが、冬は通気性の高さのせいで寒く感じることもあるようです。
脚付きすのこベッドで床面下を収納として使用している場合、冷気をシャットアウトすることもできますが、床面下に何もない場合は冷たい空気が布団やマットレスを通過して、体を冷やしてしまいます。
特に床面との距離が近いロータイプのすのこベッドは、床の冷たさが伝わりやすいので快適に眠るためにも寒さ対策が必要です。
床にコルクマットや厚手のラグを敷く、マットレスや布団の下に断熱シート、アルミシートを敷く、保温性の高いベッドパットを使用するといった工夫で暖かく眠ることができるでしょう。
ただし、断熱シートやアルミシートは通気性がないので湿気がたまるとカビやニオイの原因になります。普段よりもお手入れをマメにし、寒い時期が終わったら忘れずに取り除くようにしてください。
また、寝室自体を温かく保つためには窓に断熱シートを張ったり、床まで届くカーテンを使用したりするのもおすすめです。
寝室のスペース、家具との配置の都合でベッドを窓際に置いている場合は、特に窓からの冷気に影響を受けやすいのでカーテンを2重にしたり、厚手のものに変えたりといった対策も必要かもしれません。

Q.7 すのこベッドのおすすめ素材は?

A.7
たくさん種類があるすのこベッドの素材ですが、よく使われているのは桐、檜、杉、パイン材で、木材以外ではスチール、樹脂なども使われます。
それぞれに異なる特徴を持っているため、好みによって最も適した素材は変わりますが主な特徴は次のようなものです。

・桐:吸湿性、放湿性が高く軽量で、防虫や防カビ効果も期待できる

・檜:経年劣化がほとんどなく耐久性に優れており、香りにリラックス効果がある

・杉:調湿効果が高く有害物質の吸着効果にも優れているため、アレルギー症状の軽減が期待できる

・パイン材:木目が美しくナチュラルな風合いが特徴で、安価なものも多い

・スチール:カビの心配がなく耐久性にも優れており、比較的安価なものが多い

・樹脂:軽量で耐久性が高く、カビの心配がなくお手入れが簡単

木製のすのこベッドは通気性が高く、カビが発生しにくいとはいえお手入れ次第でカビが生える心配がありますが、樹脂やスチールの場合は素材そのものにカビの心配がないため、衛生面を第一に考えるのであればおすすめの素材です。

ただ、スチール製や樹脂製のすのこベッドは、選べるデザインが少なく、セミダブルサイズなど少し大きなサイズになると選択肢がさらに少なくなることもあるので、素材、デザイン、サイズのどれを優先するのかを事前に決めてから選ぶようにしましょう。杉、檜、桐、パイン材は木材にしかない香り、手触り、見た目の温もりなどを感じることができるのがメリットで、きちんとメンテナンスができるのであれば、素材自体に問題があるわけではないのでおすすめできます。

すのこベッドに良く使われる素材は木材ですが、使われている木材ごとに違いがあり、木材以外の素材で作られたすのこベッドを選ぶことも可能です。特徴を知り、自分の好みや設置場所に合う素材はどれなのかを検討してみてください。

すのこベッドに合う【20,000円以下】おすすめマットレス3選

すのこベッドには布団を敷いて使えるものもありますが、寝心地を重視するのであれば好みの硬さのマットレスを使うのもおすすめです。
マットレスは種類や厚みによって寝心地が変わりますが、高価なものが良いというわけではなく、手ごろな価格でも快適に眠れるものがたくさんあります。

ここでは、15,000円以下で購入できる安くて寝心地の良いおすすめマットレスを3種類ご紹介します。

高密度ポケットコイルセミダブルマットレス

ベッド・コンシェルジュ nerucoオリジナルのポケットコイルスプリングマットレス。日本人の体格を考慮して作られ多マットレスが、心地良い眠りをサポートします。

ネルコオリジナル ポケットコイルセミダブルマットレス

高密度のポケットコイルが体圧を分散、独立したスプリングが寝る人の体重や体型に合わせて変化し、身体をしっかりと支えてくれます。

三つ折りポケットコイルセミダブルマットレス

ファスナーで3分割も可能な三つ折りタイプのポケットコイルマットレス。日本人の体格に合わせて作られているので、硬すぎず、柔らかすぎずの快適な寝心地を体感できます。

まとめ

簡単に買い換えられるものではないベッドだからこそ、本当に納得できるものを選びたいと思うのは当然です。
一年を通して湿気やカビを気にすることなく使えるすのこベッド、マンションの寝室にも設置しやすく、家族全員で使えるものなど希望の条件にピッタリのものを見つけることができれば、長く愛用できるのではないでしょうか。
セミダブルサイズのベッドはゆったりとした一人寝はもちろん、お子様との添い寝用、シングルサイズのベッドと並べて、ご夫婦と小さなお子様といった家族構成でもお使いいただける便利なベッドです。
素材やデザイン、すのこの形状など色々な条件で選べるセミダブルのすのこベッドをたくさんご紹介しているので、ぜひこちらのページも参考にしてください。 

 

※この記事の内容は、投稿日(更新)時点での情報に基づいて書かれています。仕様変更や取扱い終了商品もございます。ご了承ください。

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この記事を書いた人:あびる

ネルコンシェルジュ2号(スリープアドバイザー、電動ベッドアドバイザー資格取得)
ベッド・マットレス・寝具販売30年、(株)インテリアオフィスワン代表の阿比留亮です。
前職からベッド・寝具を仕入れ販売し、2003年、ネット時代の到来を感じ、一念発起。
ベッド・寝具のネットショップ運営会社を設立し、「ネルコンシェルジュ neruco」楽天市場店、Yahoo!店、amazon店、本店をOPENしました。
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国内・海外の優良メーカーと、ベッド、マットレス、寝具の共同開発・販売を行っています。
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