ベッドの購入時には、設置する部屋の広さに合うことを確認することが大事ですが、実際に置いてみた時のイメージがわきづらい、何となくで選んでしまって失敗したという人も少なくありません。
簡単に買い替えができない大きな家具だからこそ、ベッド選びは慎重に、失敗のないようにすることが大事で、そのためにはしっかりとしたイメージを持つことが大切です。
ここでは、一人暮らしのお部屋に多い8畳1Kのお部屋をはじめ、色々なお部屋にダブルベッドを設置した時のレイアウト、おすすめのダブルベッドについてご紹介しています。
8畳1kにダブルベッドは置ける?
8畳の1Kは一人暮らしのお部屋、あるいはカップルで同棲するお部屋として一般的です。
広くはないけれど狭いわけでもない、手ごろなサイズ感のお部屋ということで人気があるようですが、ここにダブルベッドを設置することは可能です。
一人であれば広々としたスペースで寝ることができるので、窮屈な思いをせずに済みますし、体を休めることができれば質の良い睡眠が取れます。
二人で寝る場合は少し狭いかもしれませんが、小柄な人やくっついて寝たい人なら、それほど狭さが気にならないはずです。
ただし、決して広いわけではない8畳1Kのお部屋にダブルベッドを設置するということは、他のスペースが狭くなり、大きな家具が置けなくなるということでもあります。
また、購入時の組み立て、引っ越しや処分の際の解体には広いスペースが必要ですし、手間もかかります。
ダブルベッドにはメリット、デメリットの両方があるということは、きちんと理解しておいてください。
ダブルベッドのサイズと間取り別のサイズを確認
お部屋の広さは同じ8畳でも地域によって異なりますし、お部屋の形によって家具などを置けるスペースにも違いがあります。
そのため、ここでご紹介しているのは、あくまでも一般的な1Kのお部屋、8畳のサイズという点に注意が必要です。
また、ダブルベッドのサイズについても、ヘッドボードやフットボードがあるベッド、ないベッドで全長が変わってきます。
ダブルベッドのサイズとしてご紹介しているのは、基本的にマットレスのサイズということを覚えておきましょう。
ダブルベッドサイズ
一般的なダブルベッドのサイズは幅140cm×長さ195cmですが、ヘッドボードやフットボードが付いたデザインのものはこれよりも長くなります。
また、床面下に引き出し収納が付いているベッドの場合は、引き出しを開閉するためのスペースが必要になるなど、デザインによって必要な設置スペースが異なる点にも気をつけましょう。
一般的な1Kサイズ
1Kというのは部屋の大きさのことではなく、間取りを説明するための呼び名で「K」はキッチンのことです。
つまり、居室1つとは別にキッチンがある間取りのことを1Kと呼びますが、キッチンが浴室や洗濯機置き場と繋がっているお部屋、玄関との仕切りがないお部屋などもあります。
また、お部屋の広さは20~25平米程度の単身者向けのものが多いと言われていますが、1Kの広さ自体に規定はないので、これよりも狭い1Kや広い1Kも珍しくなく、居室部分の広さがどのくらいなのかも部屋ごとに変わってきます。
一般的な8畳のサイズ
8畳のお部屋は畳8枚分の広さですが、畳の大きさは地域によって変わるため京間や本間と呼ばれる畳の場合は畳1枚のサイズが191cm×95.5cm、中京間では182cm×91cm、江戸間では176cm×88cm、団地間では170cm×85cmになります。
同じ8畳でも平米数にすると11.52平米~14.56平米とかなり違いが出ますが、畳数で住宅の広さを表示する場合は畳1枚当たり1.62平米以上でなければならないという基準もあるため、住宅情報で8畳と記載されている場合は、最低でも12.96平米以上と考えて良いでしょう。
種類 | 1畳の広さ |
京間 | 約191cm×95cm |
中京間 | 約182cm×91cm |
江戸間 | 約176cm×88cm |
団地間 | 約170cm×85cm |
4.5畳・6畳・8畳のレイアウト比較
一人暮らしの場合、4.5畳や6畳の1K、ワンルームに住むことは珍しくありませんし、カップルで一緒に住む場合、広い部屋が希望だけれど予算の関係で8畳のワンルームや1Kを選ぶしかないというケースもあります。
では、これらのお部屋にダブルベッドを置くとどうなるのか、実際にダブルベッドを設置した場合のサイズ感についてご説明します。
4.5畳にダブルベッドを設置した場合(273×273cm)
正方形の4.5畳の場合、ダブルベッドを設置することで圧迫感があることは確かですが、設置は可能ですし、小さなナイトテーブルを置く余裕もあります。
ただし、4.5畳1Kの場合は、他の家具を置けなくなってしまうので、収納や作業スペースを確保したい場合にはおすすめできません。
6畳の部屋(270cm×360cm)
6畳のお部屋であれば、ダブルベッドを設置しても圧迫感はなく、部屋の中を移動するためのスペースにも余裕があります。
ただし、1Kの場合はこの6畳のお部屋にデスクやチェストなどを設置することが多いはずなので、収納家具が必要な場合は小さ目のものを選ぶ、あるいはベッド自体に収納が付いているものを選ぶなどの工夫が必要かもしれません。
8畳(360cm×360cm)
8畳のお部屋なら、ダブルベッドを設置しても比較的余裕があります。
正方形ならベッドを真ん中に置き、周囲を取り囲むように収納棚を置くこともできますし、それぞれを平行に並べるレイアウトも可能です。
省スペース!おすすめダブルベッド10選
ダブルベッドを8畳に設置することはできるとはいえ、多少の窮屈さがあるのは事実なので、こういう時はコンパクトに設置できるダブルベッドを選ぶのがおすすめです。
寝るスペースは広々、設置は省スペースの理想的なダブルベッドを厳選してご紹介します。
継ぎ脚で4段階に高さ調節可能なシンプルベッド「バノン」
余計な装飾がなく省スペース設置できるシンプルベッド。
継ぎ脚で高さを変えることもできるので、ベッドの下を収納スペースとして使えば、お部屋を広く見せられます。
コンパクトデザインのステージベッド「Stacey」
天井を高く、空間にゆとりを持たせてくれるステージベッド。
桐天然木を使用したナチュラルな雰囲気、どんなお部屋にも馴染むシンプルなデザインで、飽きずに長くお使いいただけます。
使わない時は折り畳める桐すのこベッド
nerucoオリジナルの三つ折り桐すのこマット。
縦に二分割できるので使わない時の収納もラクラク。
山折りにして布団を干すこともできるので、ジメジメした季節も清潔な布団で寝られます。
お部屋の間仕切りにも使える機能性ベッド「マリッカ」
ヘッドボードの背面が棚になっているので、お部屋の間仕切りにも使える便利なベッド。
床面下を収納として活用したり、自由にレイアウトできたりとインテリアの主役にもなってくれます。
引き出し付き高機能収納ベッド「レスター」
ヘッドボードにはLED照明とコンセント付き。
床面下は2杯の引き出しと長尺物の収納に便利なフリーの収納スペースになった機能的なベッド。
便利なコンセントも付いているので、枕元でスマホの充電もできます。
使い勝手にこだわった機能的な収納ベッド「ZESTO」
ヘッドボードにはUSBポートとコンセント付き。
左右どちらにも取り付け可能な引き出しが2杯ついているので、洋服や寝具をたっぷりと収納でき、お部屋がすっきり片付きます。
ワンランク上のくつろぎベッド「Lester」
床板はすのこ仕様、ヘッドボードにはLED照明とコンセント付きの高機能ベッド。
高級感のあるデザインと空間を広く見せるロースタイルで、お部屋をとっておきのくつろぎスペースにしてくれます。
スリムな奥行の宮棚付きローベッド「ローゼ」
スマホの充電に便利な1口コンセント付きの宮棚は、奥行がスリムで見た目もスッキリ。
床面の高さを抑えてあるので圧迫感なく設置でき、お部屋を広々と感じさせてくれます。
桐天然木を使用した照明付きステージベッド「Stacey2」
シンプルで飽きの来ない北欧風デザインのステージベッド。
お部屋を広く見せるロータイプで、省スペース設置が可能。
薄型のヘッドボードには照明と棚も付いています。
木製パレットを並べて作るユニークなダブルベッド
素朴な風合いの天然木杉材を使用した木製パレット。
すのこ形状なので通気性が高く、マットレスの湿気を逃がしてくれるので防カビ対策も万全。
移動やレイアウトの変更もラクラク、お引っ越しの時もコンパクトにまとまります。
まとめ
8畳のお部屋はダブルベッドを置くスペースとして使えますが、どんなベッドでもOK、どんなレイアウトでも問題なしというわけではないので、スペースを有効に使えるベッドを選ぶのがおすすめです。
こちらのページでは、たくさんのダブルベッドをご紹介しているので、ぜひお気に入りを見つけてください。